
習近平国家主席が提唱する新しい経済圏構想「一帯一路」について、その趣旨から、もたらされるチャンスとリスク、さらには実現に向けた方法まで多角的に解説している。
2017年5月、シルクロード経済圏構想「一帯一路」の初の国際会議が北京で開かれた。29カ国の首脳を含む130カ国以上の代表団約1,500人が参加。日本からも自民党の二階俊博幹事長、経団連の榊原定征会長らが出席した。
「一帯一路」とは具体的には何であるか?
本書は中国の習近平国家主席が提唱する「一帯一路」について、その背景から、趣旨、もたらされるチャンスとリスク、さらには実現に向けた方法まで、「一帯一路」研究の第一人者・中国人民大学王義桅教授が多角的に解説。これからの日本及び中国と世界経済の動きをとらえる上で欠かせない1冊である。
初の邦訳本。