中日対照の「高橋塾」第一期生募集 4月開講 塾長は高橋弥守彦教授
【講座概要】
日本僑報社・日中翻訳学院・日中通訳翻訳協会主催の高橋塾が2018年4月より始まります。中日対照研究を中心とする長年にわたる翻訳の経験から、ここでは翻訳のプロを目指すための、翻訳の基本テクニック8項目(増訳・減訳・転成訳・倒訳・分訳・合訳・代替訳・換言訳)を紹介します。この翻訳テクニック8項目は、恩師今冨正巳先生の『中国語・日本語翻訳の要領』(光生館)を継承し、さらにグレードアップしたものです。これから本格的な翻訳家を目指す皆さんの最も根本的な基礎力となることでしょう。
中日両言語はよく「コッテリ中華」と「アッサリ和食」にたとえられますが、その理由は、この翻訳テクニック8項目の中に隠されています。選りすぐれた原文により、具体的な中文日訳を通じて、しっかりと翻訳テクニックをマスターしましょう。さあ、翻訳の基本を順序だてて楽しく学び、超一流の翻訳のプロをめざしましょう。
詳細http://fanyi.duan.jp/takahasijuku.htm
【講師紹介】
高橋弥守彦(たかはし やすひこ)大東文化大学名誉教授、日中通訳翻訳協会会長、東日本漢語教師協会会長代行、国際連語論学会顧問兼名誉副会長、日中対照言語学会顧問、日本中国語教育学会名誉会員、東松山市中国語学習会顧問、華中師範大学語言学系客座教授、延辺大学特約撰稿研究員、遼寧対外経貿学院研究員など。専門は中国語文法学、日中対照言語学、翻訳学(中文日訳)。
著書に『中日対照言語学概論―その発想と表現―』(単著、2017年、日本僑報社)、『格付き空間詞と〈ひと〉の動作を表す動詞との関係―日中対照研究を視野に入れて―』(単著、2009年、大東文化大学語学教育研究所)、『実用詳解中国語文法』(単著、2006年、郁文堂)、『日汉对比语言学』(共著、2015年、南开大学出版社)、『中国語虚詞類義語用例辞典』(共著、1995年、白帝社)、『中国語と現代日本』(共著、1985年、白帝社)、『中国語談話言語学概論』(王福祥著、共訳、2008年、白帝社)、『中国語の表現と機能』(劉月華著、共訳、1992年、好文出版)、『中国語語法分析問題』(呂叔湘著、共訳、1983年、光生館)など10数冊あり。論文は移動動詞、介詞、ヴォイス、形容詞、副詞などを中心として210余編あり。国内外の講演は40回あまり、研究発表は250回あまり。