農業総合雑誌・月刊「現代農業」バックナンバーを中国の友人へ贈る運動について
●農業総合雑誌・月刊「現代農業」とは
月刊「現代農業」は日本の代表的な農業総合雑誌です。発行部数は現在約20万部。農文協の職員が全国の農村をまわって読者を増やしつつ農業生産・加工・販売や農村生活に関わる農家独自の技術や智恵を収集し、かつ研究者の技術・研究を農家に伝える役割を果たしています。
月刊「現代農業」発行元の(社)農山漁村文化協会(http://www.ruralnet.or.jp/)は、1980年代から続けてきた日中農業交流の一環として、中国で地域農業の発展に努力している団体もしくは個人に対して月刊「現代農業」(http://www.ruralnet.or.jp/gn/index.html)を寄贈する運動を、日本人及び日本在住の方々に呼びかけています。今回寄贈できるのは1999年から2004年までの本誌及び特集号計74冊です。(申し訳ありませんが2000年9月号は品切れなので贈ることが出来ません)
中国農業は日本農業とは規模や条件が違っているように見えますが、一人当たりの耕地面積は日本より狭く、高齢者や女性が主な働き手になっていることなどは日本と同様です。このため中国の農民や農業技術者の中には日本の農業技術に大きな関心を持っている方が少なくありません。そこで、月刊「現代農業」は日本語の雑誌ですが、わざわざ日本から取り寄せて日本の農業技術を勉強している中国の方もいます。
たとえば、日本語を独学で学んできた鎮江市農業処元処長の沈暁昆さんは、月刊「現代農業」の記事から“合鴨水稲同時作”技術(通称アイガモ農法、減農薬有機農業技術の一種)見つけ、江蘇省鎮江市で広く普及しています。農文協はこの沈暁昆さんような方を一人でも多く見つけて「現代農業」を送り届けたいと思っています。
●具体的な手続き方法について
1、「現代農業」寄贈セットと送料は6000円です。
※ここでお願いしている“送料”は、寄贈用「現代農業」を日本から中国各地への輸送する際にかかる輸送費用を分担して頂くもので、「現代農業」本体の代金は含まれておりません。 “送料”は単純に1セット当たりの輸送費用です。
※「現代農業」のセットは日本から北京(農文協北京事務所“日本農業科学技術応用研究室”http://www.ruralnet.or.jp/ja_zh/study_ja/zlsyys.html)に送り、ここから中国国内のご指定の方あてに発送します。
2、寄贈を依頼される方の郵便番号・住所・氏名・電話番号・伝言、及び寄贈先の住所・氏名・電話番号(住所が職場の場合は団体名称・所属部署)を正確にご連絡ください。こちらから折り返し郵便送金用紙をお送りします。
電子メールでの申し込みはoisi@mail.ruralnet.or.jpへ。
(中国の地名、人名で表示されない漢字が有る場合はFAXでお願いします。FAX番号は03-3589-1387です。)
※日本の誰から「現代農業」が贈られたものか、受け取られる中国の方に正確にお伝えします。伝言は中国語に翻訳してお伝えします。
3、「現代農業」はご負担頂く送料の入金を当方で確認した後寄贈先へ発送します。寄贈先への発送が済み次第、日本農業科学技術応用研究室発行の“寄贈「現代農業」発送証明書”をお送りします。
4、寄贈できるセット数には限りがありますのでお早めにお申し込み下さい。
その他「現代農業」寄贈運動の件で何かご質問がございましたら遠慮無くご連絡下さい。
よろしくお願いします。
社団法人農山漁村文化協会
日本農業科学技術応用研究室支援部
担当:大石 卓
住所:東京都港区赤坂7-6-1
TEL:03-3585-1140
FAX:03-3589-1387