日本僑報電子週刊 第1334号 2018年7月18日(水)発行
http://jp.duan.jp 編集発行:段躍中(
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○ 中国14億の人心を掌握した習近平国家主席の珠玉のスピーチ集『習近平はかく語りき』(日本僑報社)がまもなく刊行されるにあたり、福田康夫元首相から「推薦のことば」を寄せていただきました(下記参照)。この場をお借りし、深く感謝申し上げます。
本書は、日中翻訳学院創立10周年を記念し、受講生22人らの共同翻訳により、完成しました。難しい内容でしたが、皆さんのご支援、ご協力のお陰でわかりやすい日本語に訳され、すばらしい1冊となりました。
福田元首相は「中国の新理念や新戦略、さらには習主席の指導方針や思想の源を知ることのできる貴重な一冊」と太鼓判を押されています。近日刊行の本書にぜひご期待ください!
ちなみに日中翻訳学院創立10周年記念のイベントは、今週末の7月21日(土)を第1弾として8月、9月と3カ月連続して開催する予定です(下記参照)。
詳しくは順次ご案内いたします。皆様、どうぞご参加ください!
○ 先週、福井県の福井中国語講習会35周年記念で講演した内容について、地元紙「県民福井」に「現代の藤野先生 募集を」と題して大きく取り上げていただきました(下記参照)。
中国の文豪魯迅が師と仰いだ藤野厳九郎先生が同県の出身であることから、中国人を対象に「現代の藤野先生」をテーマにした作文コンクールを開催しようと提案したものです。講演会の模様は先週号のメルマガでもご紹介しています。
その後、上海の片山和之総領事がこのほど浙江省で開かれた、同省と福井県の「友好提携25周年記念式典」に出席された際、「浙江省書記、省長、福井県知事、県会議長、福井日中友協等関係者の前でのスピーチで、(福井中国語講習会代表の)長谷川清司さんの活動に触れました」とのこと。「議員のお一人が自分も中国語講習会に通っているとして、私の言及に感謝の表明がありました」などとフェイスブックでご紹介いただき、大変うれしく思いました。
「現代の藤野先生」作文コンクールについては今後、関係各所と連絡し、確定したいと思います。日中平和友好条約締結40周年に当たり、多くの皆様からこれを盛り上げていくためのアイデアやご協力をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○ 中国語通訳・翻訳の第一人者で、通訳・翻訳論に関する数々の名著がある塚本慶一先生が7月11日午後1時5分、永眠されました。70歳でした。https://duan.exblog.jp/26991513/
私・段躍中のSNS「微信」(ウィーチャット)やブログで訃報を掲載したところ、多くの日中関係者から追悼の言葉が寄せられましたので、喪主の塚本尋さん(夫人)にお伝えしたところ、感謝の意を表されました。
塚本先生は長年にわたり、多くの通訳・翻訳者を育成され、日中交流発展のために尽くされました。私どもの中国人の作文コンクールについても応援していただきました。
ご遺族のお悲しみはいかばかりかとお察ししますが、先生のご逝去は日中交流にとっても大きな損失であると残念に思います。
ここに、先生のご生前のご功績をしのび、心からご冥福をお祈り申し上げます。
2018年7月18日
段躍中