
【日本僑報社発】日本僑報社のロングセラー『「ことづくりの国」日本へ――そのための「喜怒哀楽」世界地図』の著者で俳優・旅人の関口知宏さんが、週刊誌「サンデー毎日」(最新2019年3月31日増大号)に大きく登場、同著書で展開したユニークな持論である国別“喜怒哀楽説”について熱く語った。
テレビの「鉄道の旅」シリーズでも知られる関口さんは、作詞家・作家の阿木耀子さんの連載対談「阿木耀子の艶もたけなわ」で5ページにわたり大きく登場した。
阿木さんが対談で『「ことづくりの国」日本へ』を読み、「とても興味深かった(中略)。世界の国々を、まずこの喜怒哀楽の四つに分類できるとしてらっしゃる」と本書の感想を述べると、関口さんは「実際に旅の仕事で、いろいろな国を見させて貰った結果というか。旅に出ると、こちらで意図しないまでも、自然に学ばされてしまうようなところがある」などと国別“喜怒哀楽説”が生まれた経緯について解説。
その上で、日本は楽天的な“楽”の資質の国であり、楽を“和”に変えることができるため「楽の資質をフルに活用すれば、多少なりとも世界の平和に貢献できる」(阿木さん)、「『俺が、俺が』というのが希薄なところが、国際的に見ると日本人の長所でもあり、短所でもある(中略)。他の国の気持ちになれるのは、楽の資質を持つ国だけ……」(関口さん)などと世界中を旅した関口さんならではの見方を交え、日本のあり方や世界情勢について熱心に語り合われた。
対談ではこのほか、4月に公開される関口さんの初主演映画「波乗りオフィスへようこそ」(明石知幸監督)の舞台裏などについても明かされた。
※『「ことづくりの国」日本へ』(新装版) 関口知宏著、日本僑報社刊 http://duan.jp/item/266.html