○今号のメルマガでは、4月下旬に刊行予定の第二回世界の日本語学習者「日本語作文コンクール」入賞作品集『「日本」、あるいは「日本人」に言いたいことは?』について紹介しました。国際交流研究所の大森和夫・弘子夫妻の編著書となります(下記参照)。
今回の「日本語作文コンクール」世界大会には、世界62カ国・地域から6000編余りもの作文が寄せられ、本書にはうち29カ国・地域の65人からなる入賞作品を掲載しています。世界各国の日本語学習者の熱意や日本への温かいまなざしが感じられる、「日本と日本人」再発見の一冊です。第一回世界大会の入賞作品集『「日本」って、どんな国?』と併せてお読みいただければ幸いです。
*『「日本」って、どんな国? 初の【日本語作文コンクール】世界大会 101人の「入賞作文」』(小社刊) http://duan.jp/item/248.html
大森夫妻はまた、新著の刊行と同時期に、世界の日本語学習者を支援する“草の根”活動の全記録『「世界の日本語学習者」と歩んだ平成の30年間』を刊行される予定です。夫妻の活動の詳細はもちろん、活動を支えた心温まる国際交流の全貌が明かされています。こちらもどうぞご期待ください!
http://duan.jp/item/373.html
○日本では4月に新元号が発表され、「平成」がまもなく幕を閉じます。
こうした折、日本僑報社・日中翻訳学院では平成最後の「武吉塾」受講生募集を行っています(下記参照)。同塾の第22期はいよいよ4月に開講となり、前期から新たに講師となられた町田晶先生、東滋子先生に引き続き中文日訳の講座をお願いしています。
また、高橋弥守彦先生の中文日訳「高橋塾」、田建国先生の日文中訳「建国塾」もそれぞれ通信講座を進めておられます。受講生の皆さん、新時代も一緒に頑張りましょう!
○ 弊社が主催する今年の第2回「忘れられない中国滞在エピソード」にこのほど、衆議院議員の鈴木憲和(すずき・のりかず)外務大臣政務官から「特別寄稿」をいただきました。中国・杭州でのある出会いから龍井茶畑を訪れた思い出などが綴られており、感銘を受けました。
第2回「中国滞在エピソード」の作文募集については、公募専門誌『公募ガイド』をはじめ様々なメディアに掲載していただきました。募集は5月からですが、全国各地から問い合わせがあるほか、すでに一部の作品が寄せられています。
新しい時代の幕開けとなる今年、新たな一歩として、ぜひ訪中の思い出や中国への思いを綴ってください。多くの皆さんからのご応募をお待ちしています!
http://duan.jp/cn/
○今年も桜の開花の季節となりました。弊社に隣接する立教大学・池袋キャンパスの桜を見ましたが、一部は七、八分咲きから満開、一部はまだつぼみでした。そこで中国のSNS「微信」(WeChat)で、写真とともに「桜の花は人生そのもの。あるものは早咲き、あるものは遅咲きだが、いずれもその美しさを春に献上している」とのメッセージを発信すると、多くの人が「いいね!」ボタンを押してくれました。
「微信」ではさらに「私の好きな言葉」として「焦らず急がず止まることなしに」という言葉を送りました。
これは2002年11月、弊社がちょうど100冊目を出版した時、東京新聞の「心の語録」欄に取り上げられたもので、かつて身元保証人であった井出源四郎・元千葉大学長からいただいた言葉です。桜の花を愛でながら、ふと初心に返るような、そうした言葉を思い出しました。
目次
1)第二回世界作文コン『「日本」、あるいは「日本人」に言いたいことは?』刊行決定
http://duan.jp/news/jp/20190325.htm
2)【最終案内】中文和訳の通信講座「武吉塾」第22期 4月より開講へ
http://fanyi.duan.jp/takeyosijuku.htm
3)【最終案内】滔天会文化講演会:朝日新聞の古谷浩一論説委員招き3/30開催へ
http://duan.jp/news/jp/20190330.htm
4)NHK国際放送「NHKワールド JAPAN」に段躍中編集長が登場へ―4/3夜放送予定!
http://duan.jp/news/jp/201903042.htm
5)「グローバル社会で生き抜くために……」テーマに特別講演会開催へ 4/12
http://duan.jp/412.htm
6)中国建国70周年 第2回「忘れられない中国滞在エピソード」大募集!5月から
http://duan.jp/news/jp/20190202.htm
7)日中関係学会事務局:論文集『中国における日本文化の流行』購入を呼びかけ
http://duan.jp/news/jp/20190320.htm