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日本僑報電子週刊 第539号 2006年3月1日(水)発行
http://duan.jp 編集発行:段躍中(duan@duan.jp)
■段躍中日報 http://duan.exblog.jp/■
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読者の皆様、晩上好。
本日はずっと雨でしたね。今朝から只今まで、いろいろ雑務に追われ
て、メルマガの発行も遅れています。
通信手段の発達により、国内との連絡は本当に便利になりました。本
日受けた国際電話とこちらからかけた国際電話は、なんと10回を超え
まして、感心しています。
広州の国際空港に着いたばかりの著者から、ハルピンの学者から、北
京の友人から・・・本当に四面八方の国際電話が国内電話のようにかけ
られています。日中交流は、このような密度になり、日中の未来に、私
はとても楽しみにしてます。
さて、今回皆さんに最初に報告したい情報は、中国中日関係史学会が
選出新一届領導機構のニュースです。人民網など国内のニュースサイト
に、学会の総会が開催されたことは取り上げましたが、最も知りたい名
簿は掲載してくれなかったです。
下記の名簿は「段躍中日報」http://duan.exblog.jp/にも掲載してま
す、中国語の簡体字をご覧になりたい方は、ぜひご参考下さい。
次ぎに、昨年からスタートした中国人の日本語作文コンクールは、今
年第二回になります、先週から募集要項を中国の約100カ所の大学に
送り致しまして、昨日の第八回日本僑報社新刊発表会にも紹介しました。
ここで、第二回コンクールの募集要項を掲載します、中国在住の読者、
特にブログ運営している方、日本語先生の皆さん、日中相互理解に応援
したい方々、ぜひこの募集要項を多くの学生にお知らせ下さい。それか
ら、大変恥ずかしいですが、スポンサーになって頂ける方々をご紹介下
さい。今年からは独自主催になり、一番困っていることは、お金がない
ことと人手が不足ことです。日中交流を深めていくために、ぜひお力を
貸してください。よろしくお願い申し上げます。
三番目は、3月5日早稲田大学で開催される予定のシンポジウムと同
総会成立大会の情報を推薦します。在日中国人社会においてもっとも歴
史の古い学術団体である中国社会科学研究会は、今年設立20周年を迎
えています、今回のシンポジウムは第18回年次国際シンポジウムです、
テーマは「多元化する日本と中国」、日中両国の学者研究者が報告され
る予定で、こころから期待したいです。同じ早大で開催される西安交通
大学日本校友会設立大会は、同総会の性格ですが、西安に関心ある方は
注目すべきと思います。詳細は今号に掲載されているそれぞれの案内文
をご覧下さい。
最後に、今夜も特集を配信しました。第一回日本人の中国語作文コン
クール受賞作品集は、『我們永遠是朋友』をタイトルに、日中対訳の形
で、3月2日納品されます。多くの方々に読んで頂き為、特集で紹介さ
せて頂きました。初めての中国語作文コンクールに寄せられた作文のレ
ベルは如何でしょうか、審査員の一人である王曙光教授の講評をご覧下
さい。http://duan.jp/item/029.html
作文の質の高さに驚いています。同時に、文章に溢れ出る真摯な気持ち
に感動しています。日中関係が冷え込む昨今だが、優秀で忠実な日中友
好支持者がこれだけ多いことに心がいやされています。わたしは、一枚
一枚の原稿用紙から、明るい将来の光が放たれているように見えており
ます。 ―王曙光・拓殖大学教授、日本華人漢語教師協会長
それでは、お休みなさい。
(ほかの情報は「段躍中日報」http://duan.exblog.jp/をご覧下さい、
毎日沢山更新しています)
段躍中@2006.3.1深夜11時15分
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■中国中日関係史学会選出新一届領導機構
2月18日に北京で行われた中国中日関係史学会会員大会において、新
しい領導機構が選出された。同学会はいままで『新中国に貢献した日本
人たち』と『続 新中国に貢献した日本人たち』という著書を編集・出
版しており、日中両国から注目されています。
一、学会新班子名簿(排名不分先後):
1、領導機構成員
名誉会長:劉徳有、呉学文、丁民
顧問:肖向前、韓樹英、楊振亜、徐敦信、れい以寧、沙里
会長:武 寅 (女、中国社会科学院研究生院院長)
副会長:張雲方、孫東民、湯重南、蒋道鼎、朱福来、卞崇道、馮昭奎、
王暁秋
秘書長:徐啓新
副秘書長:張旺棟
2、執行常務理事
武 寅、劉徳有、丁 民、張雲方、湯重南、朱福来、孫文清、劉智剛、高
海寛、徐啓新、張旺棟
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■第二回・「中国人の日本語作文コンクール」原稿募集要項
【応募資格=中国で日本語を学ぶ大学生、院生】
最優秀賞受賞者に「日本・一週間招待」
[テーマ] 「日本語と私」、「日中友好を深めるにはどうしたらい
いか」(自由に一つを選択)
日本語学習、日本文化・日本人との接触、日々の勉強と生活などを
通して、「日中友好」を深めるためのいろいろな提案を書いて頂く。
日本政府や日本人、日本企業に、「言いたいこと」や、「好きなとこ
ろ・嫌いなところ」など。中国と中国人の立場や生活などについて「
知ってもらいたいこと」、など。
[体裁・字数] 手書き・1600字前後。大学名・学年を明記して
ください。
[締め切り日] 2006年6月30日(金)必着(連絡先にメール
アドレスは必ず記入)
[作文の送り先] 東京都豊島区西池袋3-17-15日本僑報社内 日中交
流研究所 TEL 03-5956-2808 FAX 03-5956-2809 duan@duan.jp
[審 査 方 法] 日本語の語彙・文章=50点、内容=50点を基準
に日本側の審査員が審査し、順位を決定します。第二次審査員は2月
16日現在以下の6名です。
五十嵐 貞一(中国留学生交流支援立志会理事長)
川村 恒明(神奈川県立外語短期大学長)
木下 俊彦(早稲田大学教授)
関 史江(東京大学工学系助手)
高見澤 孟(昭和女子大学大学院教授)
谷川 栄子(日本大学国際関係学部非常勤講師)
入賞作品は日中対訳版の『日中友好への提言2006』(仮題)に収
録し、日中両国で配布します。なお、受賞作品の出版権は主催者にある
ことをご了承下さい。応募作品は返却致しません。なお、受賞作品及び
佳作(二等賞)以上の受賞者の顔写真は書籍に掲載しますので、作文と
顔写真の電子データをメールで送る必要があります。
[ 賞 ]
最優秀賞 1人 賞状+「日本・一週間招待」
優秀賞(一等賞) 3人 賞状+5万円相当の賞品
佳 作(二等賞) 10人 賞状+1万円相当の賞品
入 選(三等賞) 50人 賞状+3千円相当の賞品
[表彰式]
12月頃、中国国内で行います。佳作(二等賞)以上の受賞者を招
待します。
[主催] 日中交流研究所 所長・段躍中(日本僑報社編集長)
[後援] (2005年後援実績、2006年後援申請中) 在中国日本国大使
館、(社)日中友好協会、日中文化交流協会、日中友好議員連盟、(社)
日中協会、(財)日中友好会館、日本国際貿易促進協会、(財)日中経
済協会
[協力] (2005年協力実績、2006年協力申請中)国際交流基金、中国
日語教学研究会、北京日本学研究センター、中国留学生交流支援立志会、
日本僑報社
(2006.2.16現在)
第一回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集をご覧になりたい方は、
以下のアドレスをクリックしてください。
http://duan.jp/item/023.html
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■中国社会科学研究会第18回年次国際シンポジウム
「多元化する日本と中国」
プログラム
主 催: 中国社会科学研究会
場 所: 早稲田大学国際会議場3階第2会議室(早稲田大学中央図書館ビル)
日 時: 2006年3月5日(日)
申 込: 事前申し込み・登録制
参加費: 無 料
12:30 受付開始
13:10 開会挨拶
13:15~14:05 基調講演 谷口 誠(岩手県立大学学長)
14:15~15:45 第一セッション 多元化するアクター
報告者:王 選(江西師範大学、南京大学客座教授)
テーマ:「日中関係における中国民間アクターの台頭と影響」
報告者:白石 草(Our-Planet TV共同代表)
テーマ:「日本におけるメディアの多元化と日中関係」
報告者:田畑光永(神奈川大学教授経営学部)
テーマ:「日本の右傾化と中国のナショナリズム」
討論者:王智新(宮崎公立大学教授)
15:45 コーヒーブレーク
16:00 第二セッション 多元化するファクター
報告者:田邉敏憲(富士通総研主席研究員、京都大学大学院エネルギー科
学研究科客員教授)
テーマ:「東アジア環境エネルギー共同体構築へのプログラム」
報告者:孫 軍悦(東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程)
テーマ:「日中『文化交流』再考」
報告者:津上俊哉(東亜キャピタル株式会社社長)
テーマ:「日中経済的相互依存の現状と課題」
討論者:羅歓鎮(東京経済大学経済学部助教授)
17:30 総括・閉会の辞 山田辰夫(放送大学教授)
18:00~ 懇親会
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■西安交通大学日本校友会設立大会のご案内(更新版)
http://www.xjtu-tokyo.com/index1.asp
1896年に設立された母校の前身である上海の南洋公学から、2006年ま
で、ちょうど110周年を迎える西安交通大学は、元西安医科大学、元陝
西財経学院と統合し、4万人以上の教職員・学生数の規模を有し、理学
・工学・医学・経済・管理科学・文学・法学等九つの学問分野をカバー
する名実とも、著名な総合大学として知られています。江沢民、銭学森
等多くの傑出校友は輩出され、16万人の卒業生は世界各地に分布されて
います。改革開放後、来日留学、日本の大学や民間会社勤務など、様々
な形で日本在住の校友は数百名にも及ぶという。
この度、母校の110周年記念という祝うべし年に、一部有志の校友の
発起により「西安交通大学日本校友会」を設立する運びとなりました。
下記のように、設立大会の開催を準備しております。西安交通大学、元
西安医科大学(衛生部所轄)、元陝西財経学院(中国人民銀行所轄)で、
学習または勤務経験のある方は、万障を乗り越えて、ぜひ出席してくだ
さるようご案内申し上げます。
記
会合名: 西安交通大学日本校友会設立大会
主 催: 西安交通大学日本校友会設立準備委員会
西安交通大学
日 時: 2006年3月5日
受付開始 14:30
開会 15時~18時(懇親会を含む)
場 所: 早稲田大学西早稲田キャンパス
25号館大隈ガーデンホウス 三階ホール
地下鉄東西線早稲田駅(改札口3a)より5分
戸塚町1-104
地図: http://www.wasedachinese.org/link/map.htm
会 費: 一般 5000円 在学生 3000円
参加または登録申し込み( xjtu_japan@yahoo.co.jp まで返送ください)
西安交通大学日本校友会設立大会を 参加する または 参加しない
氏名:
性別:
西安交通大学最終学歴:
現職:
E-mail: TEL:
西安交通大学日本校友会設立準備委員会
2006年2月22日
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