【日本僑報社発】日本僑報社が主催する第3回「忘れられない中国滞在エピソード」の受賞作品集(同社刊)がまもなく刊行されるにあたり、孔鉉佑駐日中国大使より、これを祝うメッセージが寄せられました。
孔大使は、今回の作品集の出版に対し祝意を表するとともに、3年目となる今年のコンクールに合計219本もの作品が中国、日本、フランス、チリなど四カ国に在住する日本人から応募されたことに触れ、コンクールが「年々成長をし続けて」いることに言及。
作品の内容に対しては、「バラエティーに富ん」でいて、多くの応募者たちが「中国そして中国人と触れ合う前後の対中感情の変化に言及しており、口をそろえて『百聞は一見にしかず』と感心しています」と述べています。
その上で、「国の交わりは民の親しみにあり、こういった認識の好転が必ず国民感情の改善につながり、両国関係発展の民意的基礎を打ち固めるものとなるでしょう」「今回の作品集の刊行で、より多くの日本人の方々が、『等身大』の中国を認識し、中国そして中国人と進んで触れ合い、自らの全面的で客観的な『中国観』を持つことを希望しております」と期待を表明しています。
メッセージ全文は、第3回「忘れられない中国滞在エピソード」受賞作品集に収録されます。どうぞご期待ください。
■『中国産の現場を訪ねて―第3回「忘れられない中国滞在エピソード」受賞作品集』
海江田万里・矢倉克夫・池松俊哉など82人著、段躍中編、日本僑報社刊
http://duan.jp/item/304.html
【内容紹介】
留学・駐在経験者、旅行者など、現在滞在している人も含めて、実際に中国に行ったことのある全ての日本人を対象にした、日本僑報社主催第3回「忘れられない中国滞在エピソード」の受賞作品集。特別賞に輝いた海江田万里衆議院議員、矢倉克夫参議院議員の作品をはじめ、最優秀賞・中国大使賞を受賞した池松俊哉さんの「百聞は一見に如かず」など82編の受賞作を収録。そこには真実の体験記録や国境を超えた心のふれあい、中国の奥深い魅力、不幸な歴史の記憶への共感、そして日中が互いに助け合いながらコロナ禍を乗り越えようとする感動的な記録がつぶさに記されている。
※写真は第2回表彰式にて、挨拶の言葉を述べる孔鉉佑大使