拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。日中経済交流を促進するための本センターの諸事業を理解し、格別なご支援を賜りましたことに厚く御礼を申し上げます。
2008年の北京オリンピックを成功させるために、近年北京市は経済発展に力を入れ、大きな成果を収めています。2004年の北京市のGDP成長率が前年同期比10%を超え、1人あたりGDPが2003年に31,613元(1元=13円)に達しています。この数値が上海に次ぐ全国第二位であり、広東(16,990元)、江蘇(16,796元)を遥かに上回っています。北京市の急成長に大きく貢献したのが生物工程及び医薬産業です。2003年に北京市の医薬工業生産額、売上高及び利潤額が対前年比、それぞれ17.7%、17.1%、10.8%に増加し、利潤率が14.7%で全国のトップを占めています。507か所の医薬関連研究開発機関と「五院四校」(中国科学院、中国医学科学院、軍事医学科学院、中国中医研究院、中国農業科学院と北京大学、清華大学、中国中医薬大学、中国農業大学)が中国一の研究開発能力を形成し、北京市医薬産業の発展を支えています。特に大興区を中心に北京生物及び医薬産業基地が建設され、注目を浴びています。
日本との経済交流を促進するために、来る5月14日に藩区長を団長とする北京市大興区代表団が来日します。この機会を利用して、5月16日に下記のご案内のとおり「北京生物工程及び医薬産業協力セミナー」を企画、開催することになりました。
つきましては、貴殿、貴社をご招聘したいと思い、ご案内を送付致します。ご多忙のところ、誠に恐れ入りますが、ご参加を賜りますようよろしくお願い申し上げます
敬具
日中経済発展センター理事長・城西大学教授 張 紀尋
日 時:2005年5月16日(月曜日)13:00-16:00
会 場:東京新高輪プリンスホテル桜の間
(港区高輪3-13-1 TEL:3442-1111 山手線品川駅徒歩2分)
主 催:北京市商務局・北京市中小企業局北京市投資促進局・北京市大興区人民政府
共 催:北京市大興区商務局・北京生物工程与医薬産業基地
後 援:日中経済発展センター・日本国際貿易協会(依頼中)
日本製薬団体連合会(依頼中)・日本製薬工業協会・大田区国際交流産業促進協会
第一部:挨拶
1、趙 宝智 中国駐日本大使館参事官
2、王 進軍 北京市中小企業局副局長
3、中田 慶雄 日本国際貿易協会理事長(依頼中)
4、目黒 克己ビル管理教育センター理事長、元厚生省生活衛生局長(依頼中)
5、日本製薬団体連合会代表(依頼中)
6、田部 宗弘 大田区国際交流産業促進協会理事長
第二部:セミナー(演題)
1、張 紀尋 城西大学教授(日本の対中国投資と北京、大興区の経済発展)
2、日本製薬協会代表(製薬協会の仕組みと日本医薬産業の発展)
3、藩 新勝 北京市大興区副区長(大興区の経済発展と投資環境)
4、日本企業代表(わが社の市場開発戦略と投資戦略)
5、温 震 北京生物工程与医薬産業基地総経理(対中投資案件の説明)
質疑応答後、自由交流
参加費用:無料
申し込み・問合わせ:日中経済発展センター事務局
(TEL:03-3203-4245 Fax:03-3203-4243