みなさん、こんにちは!
本日、お忙しい中、大勢の方々にご出席いただき、心から感謝いたしております。
私は、今年で日本に来て14年になりますが、自分が著者になって、本を出版するとは夢にも思いませんでした。
今日、この場をお借りして、この本の編集に関してすこし語らせていただきたいと思います。
初め企画の段階で、出版社の天谷社長に「原稿はいつ頃できますか」と聞かれたとき、「一ヵ月後に」と自信満々に答えました。結局、一ヵ月のところか、それの倍以上の時間がかかりました。本づくりってことは、とても大変なことだと初めて身をもって知りました。各章、各課、各ページにおいて、ベストになるような内容構成、コラムづくり、写真配置、一つ一つ思った以上作業が大変でした。でも、「つまずいたら、いつでも相談してください」と飯島編集長からあたたかいお言葉をいただいたり、まわりの方々から、日本語をつけてもらったり、イラスト編集を手伝ってもらったりして、本がどんどん形になってきました。特に語学教材で前例のないほどのオールカラー、そして予定していた168ページを旅先で必要なシーンを想定したら、大幅オーバーして216ページになってしまったことに対してもOKを出したくださった天谷社長にこころから感謝いたしております。
いかに、楽しく、学びやすくしようと、ご協力をいただいた全員の方が知恵をしぼりました。皆がいたからこそ実現した一冊の本です。ですから、ぜひ一人の方でも多く、この本を通じて、中国や中国語を楽しく学んでいただけたら、これにかつ喜びはありません。
これからは、中国人の方に日本、日本語についてもご紹介できたらと思っております。
今後とも、皆様のご協力、ご鞭撻のほどをお願い申し上げます。
本日は本当にありがとうございました。
謝謝大家!
曲 婉琴
2005年4月17日