公明党所属の伊藤渉衆院議員が7月26日付の公明新聞に次の手記を発表した。その中に紹介された大連市人民代表常務委員会の李永金主任が、日本の47都道府県のうち39カ所を直接訪問したことのある事実に吃驚しています。日本滞在15年のものとして、47都道府県の内、僅か三分の一くらいしかいってないのに、中国大連市のトップとして日本との交流にこんなに熱心だったか、本当に感心しました。関連部分を皆さんに紹介します。
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7月1日から5日にかけて、日中議会交流委員会の一員として初めて中国の大連および北京の両市を訪問しました。この交流プログラムは、河野洋平衆院議長と中国・全国人民代表大会(全人代)の呉邦国常務委員会委員長との間で提案され、昨年(2005年)からスタートしたものです。今回の訪中団は、団長の佐田玄一郎衆院議員(自民党)と各党の議員の総勢9人で構成され、公明党からは私が代表として参加しました。
初日から2日間は大連市を訪問。大連市人民代表常務委員会の李永金主任(日本では市議会議長に相当、大連市長を歴任)らと意見交換の機会を得ました。
李主任は市長当時、日本の47都道府県のうち39カ所を直接訪問し、企業誘致に尽力するなど精力的なトップセールスを展開。その結果、年々、取扱量を増やし続ける大連港を抱える地理的条件の良さもあり、大連市には3000社を超える日本企業が進出するようになりました。
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