かつて『
在日中国人大全』に「日本で亡くなった中国人」という欄を設けたことがあり、日本で他殺・自殺・事故・事件などで死亡した中国人の名簿を整理した。現代マルチメディアの技術を活用して、このブログに「死在日本」を設けて、収集した情報を随時掲載する。亡くなられた中国人に冥福を祈りと同時に、このような悲劇を二度と発生しないように願っている。 段躍中2006.7.29
以下は
中日新聞7月27日報道
死亡の中国人を書類送検 県警が『正当防衛』結論
西方町で六月、職務質問から逃走した中国人が、鹿沼署の男性巡査(30)の発砲を受け死亡した事件で、鹿沼署は二十六日、公務執行妨害と傷害、入管難民法違反(不法残留)の疑いで、住所不定、無職羅成・元作業員(38)を被疑者死亡のまま宇都宮地検に書類送検した。
調べでは、羅・元作業員は六月二十三日午後四時五十分ごろ、巡査の職務質問から逃走。追いつかれてもみ合いとなった巡査に暴行し、再び逃げ込んだ民家の庭で、灯篭(とうろう)の石(重さ二・八五キロ)をつかんで振り下ろそうとするなどして、公務を妨害し、巡査に二週間の打撲などを負わせた疑い。
また、羅・元作業員は、日本での残留期限が今年二月二十四日までのところを、以後も出国せず不法に残留した疑い。
羅・元作業員は、灯篭の石を振り下ろそうとする際、約七十センチの距離から巡査の発砲を腹に受け死亡した。
地検は、被疑者死亡のため、不起訴とする見込み。
県警は同日、巡査の発砲について「自分の身を守るためのやむを得ない行為で、刑法の正当防衛に当たる」との最終結論を発表した。 (杉藤貴浩)