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日本僑報電子週刊 第591号 2006年10月4日(水)発行
http://duan.jp 編集発行:段躍中(duan@duan.jp)
■段躍中日報 http://duan.exblog.jp/■
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★お陰様で10周年★
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読者の皆様、晩上好。
まず、第二回「中国人の日本語作文コンクール」入賞者決定のご報告を
いたします。
本コンクールは6月30日を以て受付を終了し、今回は中国の109カ
所の大学から1616本の作文が寄せられました。お陰様で、一次審査
・二次審査を無事に終了し、最優秀賞は吉林大学四年生の付暁せんさん
を初め64名の受賞者を決定いたしました。詳細は以下のHPをご覧くだ
さいはhttp://duan.jp/jp/64.htm。
今後の予定として、第二回受賞作品集を出版、北京で表彰式を開催、来
年二月には最優秀賞受賞者の「日本一週間招待」を実施します。引き続
きご支援の程よろしくお願い申し上げます。
なお、「日本人の中国語作文コンクール」は締め切りを10月末まで延
期し、現在も作文の応募を受け付けております。関係者の皆様に広報い
ただければ幸いです。応募状況はHP(http://duan.jp/jc.htm)で公
開しておりますので、ぜひご高覧ください。
来年は第三回日中コンクールを開催する予定です、何卒ご指導ご鞭撻の
ほどよろしくお願い申し上げます。
次は、読者からのお便りを紹介します。既に本人の許可を得ております
ので、転載など大歓迎です。このたよりは、東京都稲城市在住の読者か
ら寄せられたものです。ありがとうございます。
この度はこの様なすばらしい勉強と表現の機会を設けて下さり、心よ
り感謝申し上げます。
6月下旬にお電話にてそちらのオフィスに「一人で2作品提出しても
宜しいでしょうか」とお伺いしましたところ、「特に問題ありません」
とのご回答をいただいたのですが、3作品書いてしまいました。
「日中友好への提言2005-第1回中国人の日本語作文コンクール受賞
作品集-」http://duan.jp/item/023.htmlを拝読し、反日デモという風
当たりの強い中で中国の学生さんたちが懸命に努力されている姿が目に
浮かび、胸がつまる思いでした。
特に北京語言大学の付大鵬さんの「ある中国の大学生の日記」の中の、
「勇気はそう簡単に身につくものではない。ましてや、僕はもとより情
けない男なのだ。人の罵声と非難を憚って、いつも口をつぐんで世間の
情勢を窺っている。臆病者ではあるが、これも処世術の一種か。そして、
同じ境遇にいる人が少なくないのではないのだろうか。」というくだり
を読んで、「これはまさに私のことだ!」と思いました。周囲の人間の
顔色という点で私は彼に比べてかなり恵まれた環境にいるはずなのに、
臆病者の自分、そして中国・世界・日本についてあまりに無知な自分を
恥ずかしく思いました。
彼も私も、普段一緒に暮らしている「同胞」たちに対しては言えない
鬱積した本音や疑問を、こうして海の向こう側にいる「よそさま」に対
しては安心して言える、言って理解してもらえることを期待できる-こ
うした事実をかつて私は少し皮肉なことだと思っていました。でも今で
は「母国人」「異国人」といった概念よりも、「人はやはり人なのだ」
ということを強く感じ、やはり人とつながっていたい、気持ちを共有し
たいのだ、そうした気持ちは一緒なのだ、と思えるのです。作文を書き
ながら久々に「今、私は生きているんだ、生きている事に何らかの意味
が見出せそうだ」と感じました。
日本語作文コンクールに参加された中国の皆様が渡してくれた勇気の
バトンを、私たち日本人は無駄にはできない、無駄にしていはいけない
と強く感じております。
作品を応募することでほんのささやかながら日中友好に貢献できれば
幸いです。
椴木洋美
多くの椴木さんのような読者の声援があるから、私は今日まで来られま
した。これからも一所懸命に頑張ります、よろしくお願い申し上げます。
最後に、明後日は祖国の伝統祝日である中秋節ですので、読者の皆さん
に祝福を送り致します。祝各位中秋愉快。
段躍中@2006.10.4夜10時20分
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■独家報道■
陳海権氏、兵庫県立大学客員助教授として来日
http://duan.exblog.jp/m2006-10-01#3939415
稲城市在住読者椴木洋美さんから 『日中友好への提言2005』感想文
http://duan.exblog.jp/m2006-10-01#3937661
東京華僑総会主催 国慶57周年紀念会東京で開催
http://duan.exblog.jp/m2006-10-01#3917887
于青氏、人民日報日本支局長として着任された
http://duan.exblog.jp/m2006-09-01#3898146
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■日中公論■
環球時報 “近距離看日本”専刊非常解渇望 読者評論
http://duan.exblog.jp/m2006-10-01#3933132
北京週報報道 「小泉政権後の中日関係の展望国際シンポ」上海で開催
http://duan.exblog.jp/m2006-09-01#3897575
人民日報(海外版)報道 留日同学会訪粤交流創業心得
http://duan.exblog.jp/m2006-09-01#3897526
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■数字中国■
これからの春節(旧正月)の日程 ・2007年 2月18日
http://duan.exblog.jp/m2006-10-01#3932839
中国政府已向来自55个国家的850名外国専家頒発了“友誼奨”
http://duan.exblog.jp/m2006-10-01#3925090
人民網日本語版報道 中国のブログ読者7500万人、広告に将来性
http://duan.exblog.jp/m2006-09-01#3899133
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■貢献中国■
石炭資源の専門家・安藤勝良氏、「友誼賞」受賞
http://duan.exblog.jp/m2006-10-01#3925082
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■日中交流■
《砂器》撮影師川又昂緬懐丹波哲郎
http://duan.exblog.jp/m2006-10-01#3919076
第一回「中国の大学院生『日本語スピーチ・討論』コンテスト
http://duan.exblog.jp/m2006-10-01#3917754
筑波大学中国留学人員友好聯誼会成功挙行“慶国慶迎中秋新生電影招待会”
http://duan.exblog.jp/m2006-09-01#3905848
中国大使館主催 国慶57周年記念パーティー 東京で開催
http://duan.exblog.jp/m2006-09-01#3902728
『中国研究月報』9月号目次
http://duan.exblog.jp/m2006-09-01#3899282
中国神戸大学同窓会発足会のご案内
http://duan.exblog.jp/m2006-09-01#3898087
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■学会情報■
「新政権アジア外交への提言」開催のご案内
http://duan.exblog.jp/m2006-10-01#3932644
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■人脈情報■
人物介紹:李纓 在日中国人編導
http://duan.exblog.jp/m2006-10-01#3917438
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■新刊案内■
外国人の子どもの不就学 異文化に開かれた教育とは
http://duan.exblog.jp/m2006-09-01#3897562
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■作文比賽■
第二回中国人の日本語作文コンクール受賞者一覧
http://duan.exblog.jp/m2006-10-01#3917898
受賞者決定 最優秀賞は吉林大学四年生付暁せんさん
http://duan.exblog.jp/m2006-09-01#3906002
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■媒体登場■
新華社記者鐘沈軍報道 《日本華僑留学生運動史》中文版正式発行
http://duan.exblog.jp/m2006-10-01#3933551
作文コンクール主催で 朝日新聞に再度登場しました
http://duan.exblog.jp/m2006-10-01#3924608
社団法人日中友好協会機関紙「日本と中国」に登場
http://duan.exblog.jp/m2006-10-01#3918156
中文導報報道 《日本華僑留学生運動史》中文版面世
http://duan.exblog.jp/m2006-09-01#3917412
約8年前の写真、中国政府運営の「北京週報」に掲載された
http://duan.exblog.jp/m2006-09-01#3897620
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■池袋中国■
立教大学卒業した二名の博士 新華社ネットに紹介された
http://duan.exblog.jp/m2006-10-01#3933582
門前桂花香 喜迎中秋節
http://duan.exblog.jp/m2006-10-01#3933287
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人民網日本語版2006年5月17日報道
東京の中国人宿舎「後楽寮」 元寮生らの記録出版へ
中国関連書籍の出版などを手がける日本の出版社、日本僑報社はこのほ
ど、財団法人日中友好会館(村上立躬理事長)の委託を受け、同会館の
経営する中国人留学生宿舎「後楽寮」の元寮生に関する資料集の編集・
出版に着手した。中国新聞社のウェブサイト「中新網」が伝えた。同社
の段躍中総編集長が北京で11日、取材に応えて同資料集について説明し
た。
後楽寮は1985年、東京都文京区に建設され、中国人留学生・研究員の専
用宿舎として利用されている。これまでの20年に3千人以上を受け入れ
た。寮生らは大部分が後に中国へ帰国、それぞれの分野で成果を上げ、
日中友好の中核を担っている。
日中友好会館はこのほど、後楽寮設立20周年と日中国交正常化35周年を
記念して、同寮を巣立った元寮生の記録「後楽寮寮友名録」を出版する
ことを決定。元寮生の資料収集、調査、整理など、編集・出版に関する
作業を日本僑報社に依頼した。
出版計画は、在日本中国大使館など関係機関の強いサポートを受けてい
る。在日本中国大使館の李東翔公使参事官、日本の谷野作太郎・元駐中
国大使、日中友好会館の村上立躬理事長、慶応大学の山田辰雄名誉教授
の4氏が顧問として参加し、編集委員長は段躍中氏が務める。
編集委員会では元後楽寮生に対し、寮友との連絡の便を図るため、各自
の情報を提供して編集に協力するよう呼びかけている。「後楽寮寮友名
録」に関する詳細情報は日本僑報社のウェブサイト
(http://duan.jp/ob/w1.htm)で紹介中。問い合わせはメールアドレス
duan@duan.jpまで。(編集ID)
「人民網日本語版」2006年5月17日
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日中関係・華僑華人情報専門誌・毎週水曜日発行 編集発行:段躍中
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