<ともに生きる社会を目指して>
在日外国人地域ボランティア・ネットワーク(愛称:NO BORDER 2006 )主催
―在日外国人ボランティア・ネットワーク円卓会議―11・26〈SUN〉
現在。日本には200万人を超える〈外国人〉が住んでいます。留学生もいれば、長期に働きに来ている人もいます。日本人と結婚して、外国籍の子どもを育てている人もいます。欧米をはじめとして、コリア、チャイナ、ブラジル、ペルー、フィリピン、タイ……大都市だけでなく日本各地で、あなたのすぐそばに〈外国人〉は生活しているのです。
地域社会における生活実態が深まっている中で、定着・定住層の存在を前提として、在日外国人はそれぞれが地域におけるボランタリーな取り組みを展開する段階にたち到っています。これらの活動は必ずしも地域の既存の組織と結びあって、有効な力を発揮しているとは言い難い状況です。また、一部にせよ、〈外国人〉が孤立している状況もみられ、コミュニティ単位での交流が求められています。
たとえば、ブラジル人学校は全国に90校以上あるのをご存知でしょうか? 8000人以上の生徒たちが、法的地位のない学校(日本の法律では私塾扱いです)に通っていますが、その学習環境は十分とはいえません。日本語もポルトガル語も上手にあやつれない子どもたちは、日本社会で自分の夢を実現できないばかりか、母国に帰っても苦しい状況におかれてしまいます。
また、日本では結婚する17組に1組が国際結婚です。もちろん、日本経済を支える生産現場で、流通の末端で働く〈外国人〉たちの労働条件が保障されていないことはいうまでもありません。
私たち在日外国人地域ボランティアネットワーク(NO BORDER2006)は、こうした日本における〈外国人〉たちの暮らしの実態をもっと知ってほしいと考えます。〈外国人〉が日本の地域と連携して暮らすことができる公共空間を形成したいと思っています。そうすれば互いがもっと豊かになると思うからです。日本社会に向けて、〈外国人〉からラブコールを送りたいのです。
また、孤立する各コミュニティの相互ネットワークをつくることも大きな目標です。コミュニティ間で問題を共有し、助け合い、互いの理解を深めていこうという日本初の試みです。
そこで在日外国人による円卓会議<ともに生きる社会を目指して>を開催します!――ぜひ日本人のあなたも隣人たちの生活を知るためにご来場ください。それがあなたの住む地域をより豊かにし、社会的セーフティネットの構築につながるからです。
当日は在日外国人バンドによる楽しいライブ演奏もあります。日本語がわからない方で発言したい人、聞きたい人にはボランティア通訳者が対応します。
11・26(SUN) 10:00 ~17:30
法政大学市谷校舎 ボアソナードタワー 26階 スカイホール
入場無料:途中入場・退出可
円卓会議は皆さんの発言をお待ちしています。
第1部「在日外国人の子どもと教育」 10:00~12:30
報告1 師岡康子さん(弁護士、外国人学校・民族学校の制
度的保障を実現するネットワーク)
外国人学校・民族学校の制度的保障を実現するネットワーク活動
を紹介して頂きます。
報告2 橋爪エーデルさん(群馬県大泉町在住ジャーナリスト)
日本最大のブラジルタウン、大泉町の現状から在日ブラジル人の抱える問題や課題をお話し頂きます。
発言タイム 会場参加者によるオープン発言(一人5分間ほど)を予定しています。
昼食タイム 軽食を用意します。
★VTR上映(予定)
第2部 「共生のありかを求めて」 13:30~15:30
報告1:洪敬義さん(コリア生活人権協会)法的地位を中心に、在日外国人の抱える諸問題について紹介して頂きます。
報告2:金根煕さん(株式会社 韓国広場代表取締役)
地域ボランティア活動を通じて、ゴミ処理問題など、さまざまな問題の解決に関わってきた経験を報告して頂きます。
注:報告者は現時点での予定であり、変更、追加があります。上記の方以外にチャイニーズ、フィリピン、クルド、ドイツの方々などの報告・発言も予定しています。
発言タイム 第一部と同様
第3部ノーボーダー・ライブ 15:30~17:30
出演:KP:
日本で生まれ育ち、Koreaのルーツをもつラッパー、funiとliyoon二人組みユニット。KPとはKorean Power, Korean Pride, Korean Peopleの意。メッセージ性の高い、リリックで等身大の自分たちを発信し、多くのファンを獲得。 クラブシーンのみならず、現在東京芸術座“GO”(原作 金城一紀)の舞台公演で役者としても活躍の場を広げています。
天才’s MC:
国境を越え1つの声”をコンセプトに集まったHIP HOPグループ。クラブシーンでの活躍に留まらず。その社会性、発する言葉の鋭さは早くもマスコミの注目するところとなり、NHK、朝日新聞、各週刊誌などが現在取材を継続中。彼等の地元であるFM横浜はすでに全面バックアップし強力オンエアー。日本語とポルトガル語のコンビネーションフロー+ポジティブなメッセージを武器に新たな時代を切り開いています。
ネットワークに参加する組織、個人
姜誠:ノンフィクション・ライター
アンジェロ・イシ:武蔵大学社会学部専任講師
スヴェン・サーラー:東京大学大学院総合文化研究科・教養学部助教授
泉田スジンダ・ナワカノン:宇都宮大学非常勤講師・アジアの問題を考える会代表
トニー・ラズロ:一緒企画代表
アウベルト・松本:イデア・ネットワーク代表取締役社長
李承Min:新大久保語学院院長
毛利嘉孝:東京芸術大学助教授
佐藤夏実:TBS報道局
新原道信:中央大学文学部教授
田嶋淳子:法政大学社会学部教授
戸塚隆:講談社メディアラボ部長
上野直彦;ピースキッズサッカー
No Border:法政大学多文化共生サークル
現時点では、以上の個人、団体を中心とするが、準備作業の進展に連れて、中心メンバーに多くのエスニック出身者を巻き込んでいく予定。
在日外国人のボランティア活動と地域社会との回路を開きたいと考えて集まった在日外国人や日本人によるネットワークです。代表といった形はとっていません。みんなのできることをできる範囲でやっています。
今後の活動として、ワールドキッズ・フットサル大会2007、在日外国人によるネットワークのためのインターネットラジオの実施2008、また各エスニシティ間の相互訪問などを計画中です。
主催:在日外国人地域ボランティア・ネットワーク
(NO BORDER 2006)
尚、円卓会議の詳細は以下をご参照ください。
ホームページアドレス www.zainichi.net