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日本僑報電子週刊 第603号 2006年12月06日(水)発行
http://duan.jp 編集発行:段躍中(duan@duan.jp)
■段躍中日報 http://duan.exblog.jp/■
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読者の皆さん、晩上好。
今夜は、まず北京放送開局65周年祝賀パーティーのニュースを紹介し
ます。午後6時から東京にあるホテルニューオータニにて、日中両国の
関係者約200人が招待されて、中国国際広播電台(愛称「北京放送」)
開局65周年記念式典が盛大に行われました。
昨日帰国した王毅大使の代わりに、孔鉉佑臨時代理大使が祝辞を述べ、
日中交流における北京放送の貢献を高く評価し、更なる相互理解にもっ
と大きな役割を果たすことに期待すると語った。
渡部恒三、加藤紘一、福島みずほなど日本人政治家も招待された。
北京放送に多大な貢献した日本人専門家及びその家族たち、「わたしと
北京放送」作文コンクール優勝者たちに、北京放送から記念品が贈呈さ
れた。
多数の写真を撮りましたが、ホームページの容量により数枚しかできな
く、ご容赦下さい。ご覧になりたい方は、私のブログ--「段躍中日報」
http://duan.exblog.jp/をクリック下さい。
北京放送のホームページはここですhttp://japanese.cri.cn/index.htm
次は明後日から13日まで、北京出張のことを報告します。今回の主な
任務は、9日午後北京外国語大学にて開催する第二回中国人の日本語作
文コンクール表彰式です。先週から案内していますが、昨日午後北京か
らの連絡より、井出公使のご出席が確実になり、プログラムは以下のよ
うに確定しました。参加予定と申込者は120名を超えたため、ホール
の座席も120しかなく、大変申し訳ございませんが、申込は締切させ
て頂きます。既に申し込まれた皆さん、北京で会いましょう。
http://duan.jp/jp/1209.pdf
1.開会挨拶と来賓紹介
2.第二回開催報告(段躍中)
3.賞状授与
尾形日本財団理事長より最優秀賞(笹川賞)、来賓より一等、二等
賞の受賞者に賞状贈呈
4、祝辞
井出敬二・在中国日本大使館公使・広報文化センター所長
尾形武寿・日本財団理事長
劉 徳有・中国対外文化交流協会常務副会長
徐 啓新・中国中日関係史学会秘書長
徐 耀庭・人民中国雑誌社副社長
周 異夫・中国日語教学研究会秘書長
岩楯嘉之・作文入力ボランティア代表(書面)
5.副賞の贈呈
吉田修作・カシオ上海貿易有限公司副総経理
全日空関係者
6、受賞の言葉 最優秀賞(笹川賞)受賞者 付暁せん(吉林大学)さん
7、特別ゲストのご紹介
渡辺明次・元北京外国語大学留学生と梁祝三部作
張 暁慧・北京外国語大学国際交流学院院長
8、記念写真撮影
今回の出張は、「氷点」三部作刊行後初めての帰国です。少なくない知
人は今回の北京帰りを心配しています。戻ってくることを信じて、再び
皆さんにメール配信できるように頑張ります。
いつものように出張期間は通信環境により、メール送受信できないかも
しれませんので、皆さんのメールに対する返事は14日以後になります。
通販注文の処理も帰国後になります、ご了承下さい。今回の宿泊先は外
語大の留学生宿舎で、受賞学生たちと一緒です。パソコンは持参します
が、通信できるように頑張ります。
最後に、先週この欄で600号に関するメッセージが大変少なかったこ
とを報告しました。すると、各地から多くの励ましのメールを送られま
した。この場を借りて関係者の皆さんに深くお礼を申し上げます。ここ
で匿名で一部メッセージを紹介します、改めて感謝致します。
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いつもメールマガジンの発行を楽しみにしている一読者です。
600号の発行おめでとうございます!お祝いの言葉は皆さんお送りし
たいと思ったと思います。しかし、メッセージ募集となると、自分のメ
ッセージが公開されたりしたら恥ずかしいな、とか皆さん思われたの
ではないでしょうか。私もそうでした。
なので、私のように、密かに拍手とエールを送っている読者はたくさん
いると思います。
段さんのご努力には皆頭が下がる思いでいるはずです。
メッセージがなかったイコール関心がない、では絶対にありませんので、
どうかがっかりなさらないで今後ともご活躍ください。
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1998年に創刊されて今でも続いている長命メルマガ。
僑報と言うと、中国人向けのメルマガと思われるかもしれないが、日中
の市民レベルの交流についてのニュースが日本語でも山盛りになってい
るもの。
日中関係の情報はどちらか政府の息がかかっていることもあるが、この
メルマガは長年日本に住んでいる中国人が足で稼いだ独自情報を載せて
いる。
編集長は出版業をこなしながら、1人で大量の情報をこのメルマガで紹
介し、この11月末遂に600号に達した。これは滅多にできる業績ではない。
反日デモ以来の日中関係冷却にあっても、このメルマガは命綱的な役割
を見事に果たした。
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600号、今日まで気がつきませんでした。おめでとうございます。忙しい
のに、いつもこんなに沢山の記事を書かれていることに感心しています。
段さんのやられていることは、非常に貴重なことです。
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記念すべき600号の発行おめでとうございます。大変なご苦労と思い
ますが、これからも1000号とは言わずずっと続きますことを、そし
て更に多くの読者の輪が広がりますことをお祈りしています。
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私は一読者に過ぎませんが、「600」という数字は、並大抵のものではな
いかと存じます。毎週毎週のご発刊の賜物かと存じます。
水曜日の楽しみは、「読者の皆様、晩上好。」と書かれた日本僑報電子
週刊が届くことです。豊富な情報に加え、段躍中編集長のお人柄を垣間
見えるあたたかいメールマガジンだと存じます。
98年から、日本僑報電子週刊は、決して歩みを止められず、次々と新し
い試みを加えていかれました。ブログ、特集号、作文コンクールと多彩
に広がる日本僑報電子週刊に驚くばかりです。
長々と恐縮ですが、最後に日本僑報電子週刊が全くの無料で配信し続け
られているということに敬意を表したいと存じます。
今後益々のご発展と皆様方のご健勝を祈念いたします。
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今、日本僑報電子週刊第600号拝見しました。いつも「晩上好」で始
る貴電子週間拝見しています。
段躍中様の非常に精力的な活動と、素直で明るい人間性、又鋭い感性と
柔軟性を素晴らしいと感じている一人です。拝見していますと、錚々た
る方々や団体との交流があり、スタートから8年と伺いましたが、成長
振りは凄いとさえ感じます。私は中国通でもなく、ただ関心をもって拝
見している者です。日中の作文コンクールの成功も素晴らしいと思いま
す。
第600号の発行おめでとうございます。苦労も多かった、また今後苦
労の多い道程と思いますが、お身体に気をつけて頑張ってくださいませ。
・・・・・・・・・
出発直前、滅茶苦茶忙しくて、皆さんに報告したい内容も大変多く、す
ごく疲れています。本日のメルマガも、【正刊】のほか、特集も二つ送
りました。特に渡辺明次氏の努力ぶりは、私も負けます。ぜひご覧下さ
い。
この回の「まえがき」は随分長くなりました。先週のシンポジウムに関
する報告は以下の記事をご覧下さい。ほかの情報はいつものようにリス
トアップしました。
★「中国☆上海 映画祭」開催のご案内http://www.theatres.co.jp/
http://duan.exblog.jp/m2006-12-01#4292123
http://www.theatres.co.jp/event/2004/2006_11_10.htm
では、13日帰国できましたら、皆さんに報告致しましょう。
段躍中@2006.12.6夜9時47分
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シンポジウム「日中相互理解促進 民間の役割」東京にて開催
2006年11月30日 23:50:14 新華網
新華社東京11月30日(記者・鐘沈軍) シンポジウム「日中相互理解促
進 民間の役割」が30日、日本フォーリンプレスセンターにておこなわ
れ、日中協会理事長・白西紳一郎氏、日中友好会館理事長・村上立躬氏、
梁祝文化研究所所長・渡辺明次氏、および、日中交流研究所所所長で「
日本僑報」編集長である段躍中氏ら50名余りが参加。
白西氏は、現在日本で行われている「中国文化祭」を積極的に評価し、
自己の経験から、政府各層主導の交流も民間交流も不可欠で、相補うも
のであるとした。
村上氏は、先だって行われた高校生の日中相互訪問活動を挙げ、青少年
の交流は両国にとって重要な交流であるが、民間の活動にはやはりある
程度限界があるので、政府には一層大きな役割を果たしてほしい、と述
べた。
『新中国に貢献した日本人たち』の翻訳者である武吉次朗氏は、日中間
の民間交流は依然活発で、発展のスピードも速いと感じている。安倍首
相の訪中が成った今、「鉄は熱いうちに打つ」べきであり、より深くよ
り広範な民間交流を実現させるべき、と述べた。
今回のシンポジウムを主催した日中交流研究所所長で「日本僑報」編集
長である段躍中氏は、民間における交流はこれまで長く日中関係の安定
剤として作用し、日中の相互理解を促進してきた。影響は大きく、大変
意義深いものである。しかし現在日中民間交流には依然として多くの困
難が存在している。これは各界の理解と支持によって健やかに発展させ
ることができる、と語った。
■日中交流■
劉徳有先生の特別講演会のご案内 北京日本学研究センター
http://duan.exblog.jp/m2006-12-01#4224421
「中国☆上海 映画祭」開催のご案内
http://duan.exblog.jp/m2006-12-01#4292123
北京で中日経済技術研究会発足 日本留学経験者が中心
http://duan.exblog.jp/m2006-12-01#4281260
在日華人学者彭飛(ポンフェイ)教授がコメンテーターとして出演した
番組再放送
http://duan.exblog.jp/m2006-11-01/#4274207
KANAN MONTHLY・和商瞭望 最新号のお知らせ
http://duan.exblog.jp/m2006-11-01#4258460
WA magazine(12月号)
http://duan.exblog.jp/m2006-11-01#4258464
中国研究月報 2006年11月号目次
http://duan.exblog.jp/m2006-11-01#4258442
中国留学教育展巡回大阪東京
http://duan.exblog.jp/m2006-11-01#4249998
立命館孔子学院第5回敬学講座
http://duan.exblog.jp/m2006-11-01#4250015
2006年度第7回・早大中国塾のご案内 12月9日(土)
http://duan.exblog.jp/m2006-11-01#4234916
日本第六所孔子学院落戸札幌 王 大使出席儀式
http://duan.exblog.jp/m2006-11-01#4234799
筑波大学中国留学人員第四期学術サロン
http://duan.exblog.jp/m2006-11-01#4221929
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■媒体登場■
中国青年報東京駐在記者報道 『梁山伯与祝英台』在日出版
http://duan.exblog.jp/m2006-12-01#4303310
共同社報道 ◆中国人日語作文比賽作品集在日出版
http://duan.exblog.jp/m2006-12-01#4300034
シンポジウム「日中相互理解促進 民間の役割」東京にて開催
http://duan.exblog.jp/m2006-12-01#4278267
「中日民間促進相互理解」研討会在東京挙行 新華社記者報道
http://duan.exblog.jp/m2006-12-01#4276458
『中国の歴史教科書問題』 八重洲ブックセンターベストセラー1位に
http://duan.exblog.jp/m2006-11-01#4253560
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■大使動静■
中国駐日使館将挙行第四次「使館接待日」活動
http://duan.exblog.jp/m2006-11-01#4234806
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■人脈情報■
共同通信記事の和訳
人物:祝故事伝説、日本の定年退職教師、渡辺氏の第2の人生を変える
http://duan.exblog.jp/m2006-12-01#4311116
劉穎さんの講演記録「在日外国人の人権」を推薦します
http://duan.exblog.jp/m2006-12-01#4287931
渡辺明次・梁祝文化研究所所長 共同網に大きく登場
http://duan.exblog.jp/m2006-12-01#4281336
渡辺明次・梁祝文化研究所所長 中国新聞社の写真サイトに登場
http://duan.exblog.jp/m2006-12-01#4280431
在日華人首次栄獲「国際交流基金地球市民奨」
http://duan.exblog.jp/m2006-11-01#423480
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『創業物語-在日中国人自述』人物之一??夫婦
http://duan.exblog.jp/m2006-11-01#4222648
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■華人媒体■
池袋から発行している「台湾新聞」
http://duan.exblog.jp/m2006-11-01#4222003
新時代電脳資訊
http://duan.exblog.jp/m2006-11-01#4221976
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■業務日記■
シンポジウム日中相互理解促進 民間の役割 開催
http://duan.exblog.jp/m2006-11-01/#4273742
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■新刊案内■
『梁祝口承伝説』 本日に納品された
http://duan.exblog.jp/m2006-11-01/#4265280
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■作文比賽■
第二回 中国人の日本語作文コンクール表彰式プログラム確定
http://duan.exblog.jp/m2006-12-01#4313094
第二回 中国人の日本語作文コンクール表彰式
12月9日午後 北京日本学研究センター
http://duan.exblog.jp/m2006-11-01#4244536
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■池袋中国■
中国人孤児曹石堂回顧録の出版に関するシンポジウム 12月8日池袋
http://duan.exblog.jp/m2006-11-01#4221668
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人民網日本語版2006年5月17日報道
東京の中国人宿舎「後楽寮」 元寮生らの記録出版へ
中国関連書籍の出版などを手がける日本の出版社、日本僑報社はこのほ
ど、財団法人日中友好会館(村上立躬理事長)の委託を受け、同会館の
経営する中国人留学生宿舎「後楽寮」の元寮生に関する資料集の編集・
出版に着手した。中国新聞社のウェブサイト「中新網」が伝えた。同社
の段躍中総編集長が北京で11日、取材に応えて同資料集について説明し
た。
後楽寮は1985年、東京都文京区に建設され、中国人留学生・研究員の専
用宿舎として利用されている。これまでの20年に3千人以上を受け入れ
た。寮生らは大部分が後に中国へ帰国、それぞれの分野で成果を上げ、
日中友好の中核を担っている。
日中友好会館はこのほど、後楽寮設立20周年と日中国交正常化35周年を
記念して、同寮を巣立った元寮生の記録「後楽寮寮友名録」を出版する
ことを決定。元寮生の資料収集、調査、整理など、編集・出版に関する
作業を日本僑報社に依頼した。
出版計画は、在日本中国大使館など関係機関の強いサポートを受けてい
る。在日本中国大使館の李東翔公使参事官、日本の谷野作太郎・元駐中
国大使、日中友好会館の村上立躬理事長、慶応大学の山田辰雄名誉教授
の4氏が顧問として参加し、編集委員長は段躍中氏が務める。
編集委員会では元後楽寮生に対し、寮友との連絡の便を図るため、各自
の情報を提供して編集に協力するよう呼びかけている。「後楽寮寮友名
録」に関する詳細情報は日本僑報社のウェブサイト
(http://duan.jp/ob/w1.htm)で紹介中。問い合わせはメールアドレス
duan@duan.jpまで。(編集ID)
「人民網日本語版」2006年5月17日
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日中関係・華僑華人情報専門誌・毎週水曜日発行 編集発行:段躍中
1998年8月創刊・無断転載禁止。
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