18日付の神奈川県鎌倉市の地元新聞「タウンニュース」に、安部京さんがトップで登場された。記事は以下の通りです。
日中交流研中国語作文コンクール
市内の安部京さん大賞に
日中の文化交流が評価
日中の相互理解深化を目的とした日中交流研究所主催の第2回「日本人の
中国語作文コンクール」が行われ、安部京さん(小3・市内在住)の作文が学生の部で最優秀賞である「中国大使賞」に選ばれた。3月30日には都内で表彰式が行われた。
コンクールは去年の4月に募集を開始し、国内外から228本の原稿が集まった。その中でも中国での経験や中国語が話せる喜びを書いた安部さんの作文が中国大使賞に選ばれた。
安部さんは、2003年から2006年にかけて父親の転勤のため中国・上海に移住。当時5歳だった安部さんは、語学力を身に付けてほしいとの両親の意向から現地の幼稚園に入った。最初のうちは言葉の壁と慣れない生活につらい想いをしたと言う。しかし、先生や両親の助けもあって、移住してから1年も経つと、流ちょうに中国語が話せるようになっていた。小学校も現地の学校に通い、朝から晩まで勉強の日々。そのような環境の中で中国語も磨かれていったようだ。
今後の目標は、現在入団しているボーイスカウトが2015年に日本で開催する国際大会「世界ジャンボリー」で通訳を務めること。そのため日本に戻ってきた現在も、中国語学校に通うなど語学力の維持に努めている。