「遺体、切断して運んだ」 大阪、中国人女子留学生の遺体
2007年6月16日 08時14分
大阪市住之江区の資材置き場で中国人留学生王麗萍さん(29)の遺体が見つかった事件で、麗萍さんと同居していた自称王志輝容疑者(30)=死体遺棄容疑で逮捕=が「遺体は刃物で切断してかばんに入れ、自転車で運んだ。臭くなってきたので捨てた」と供述していることが16日、分かった。
志輝容疑者は「麗萍さんの首を絞めて殺した」と話しており、住之江署捜査本部は殺害から遺棄までの経緯を詳しく調べる。
これまでの調べでは、志輝容疑者は3月上旬、麗萍さんの遺体を自宅マンションから運び出し、約1・5キロ離れた住之江区柴谷の「大阪市製材業協同組合」の資材置き場に遺棄した疑い。
麗萍さんの遺体は5月17日から18日にかけ、資材置き場の雑草の中で胴体や頭蓋骨がバラバラになった状態で見つかった。(共同)