6月22日に送られた情報です、転載させて頂きます。馬一虹さんの回復を祈り申し上げます。
馬一虹さんの略歴 1996年4月: 國學院大學大学院に入学。鈴木靖民教授に師事。2000年3月: 同大学において博士号(歴史学)の学位を取得して修了。
専攻: 古代東アジアの対外関係史の研究。現在: 中国社会科学院歴史研究所 副研究員。
日本との関わり 馬一虹さんは、2005年の遣唐使墓誌のシンポジウムなどを通して、日中の学術交流の窓口としての役割を積極的に果たされてきました。
馬さんは、2007年4月に國學院大學の短期招聘研究員として来日した際、肺炎で倒れられ、入院後の検査で、多発性悪性骨髄腫という大変重い病気に冒されていることが判明し、また腎不全も併発しておりました。現在は中国へ帰国し、北京の病院で化学治療を受けていますが、中国ではほとんどの治療費を自分で負担しなければなりません。
腎不全の治療のため隔日一回の透析と、肺炎の治療のための投薬費用が一回につき2,000元強(約32,000円)必要です。
また、骨髄腫の治療のためには、8クールの治療が必要ですが、1クールにつき50,000元(約80万円)、合計で400,000元(約650万円)必要となります。到底自己負担することは不可能な金額です。
私どもは、馬一虹さんが十全な治療を受けられるよう、鈴木靖民教授を代表として「馬一虹さんを救う会」を立ち上げ、募金活動をおこなうことにいたしました。
この趣旨に賛同される方は、下記の口座に募金をお願いいたします。
馬一虹さんは中国歴史学界のみならず、日本の歴史学界にとっても、なくてはならない研究者のひとりです。馬一虹さんが一日でも早く回復できますように、皆さまのご支援を賜りたく、衷心よりお願い申し上げる次第です。
2007年5月18日
馬一虹さんを救う会
発起人:鈴木 靖民(代表)
石見 清裕 金子 修一 気賀澤保規
小嶋 芳孝 早乙女雅博 酒寄 雅志
佐藤 長門 田中 史生 田村 晃一
村田 忠禧 吉田 恵二 李 成市
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