草の根の交流活性化 札幌日中友好協会を設立(07/30 14:32)
「地域に根ざし、さらなる交流をしたい」と話す清岡会長
日中間の人や文化の交流を目的とする札幌日中友好協会の設立総会が二十九日、札幌市中央区のすみれホテルで開かれ、約八十人の会員が、日中友好のさらなる推進を誓った。
これまで、市内では中央区、白石区など七つの協会が独自に活動してきたが、札幌市の姉妹都市である瀋陽市との交流など草の根の日中友好を深め、組織を活性化することで会員の若返りも図ろうと、七協会を統合することにした。
総会では、清岡幸治会長が「さまざまな団体の応援を受けながら、地域に根ざした組織をつくりたい」とあいさつした。
同協会は事務局を道日中友好協会内に置き、道内に強制連行された中国人の慰霊碑訪問や日中の若者によるシンポジウムなどを行う。(大能伸悟)