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日本僑報電子週刊 第679号 2007年9月26日(水)発行
http://duan.jp 編集発行:段躍中(duan@duan.jp)
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読者の皆様、
福田康夫内閣総理大臣が誕生されました。お父様の故福田赳夫内閣総
理大臣のときのように、日中関係が改善されることを期待しています。
特集号も配信いたしましたので、ご高覧下さい。
突然の安倍総理辞任でしたが、一報を聞いたときは、日本国民と同じ
く驚きました。なぜ、あの日だったのか不思議です。なんといっても「
突然」の辞任は、国内・国際、そして日中関係に与える影響が甚大です。
例えば、9月15~17日に神戸と大阪で開催されました第九回華商大会開
幕式への出席も報道されていました。
そして、訪中は、どうなることでしょうか。4月の温家宝総理の来日
時に、安倍総理は互いに訪問しあい、関係を改善させるという約定を結
びましたが、水泡に帰してしまいました。
身体の不調が辞任の原因であったということは理解できますが、党首・
総理としては、やはり若すぎたのではないでしょうか。経験や力が不足
していたのではないかと思っています。また、説明責任や後任の総理へ
の引き継ぎも、配慮に欠ける面があったのではないでしょうか。
しかし、就任以来、日中関係を新しい局面へと打開するため、努力さ
れてきたことは高く評価したいと思います。総理夫妻ともよく頑張られ
たのではないでしょうか。特に若い学生達の日中交流に力を入れられた
と思います。
本当に残念です。
これからの日中関係は、新しい総理のもと、一層発展することを望み
ます。そのため新総理には、早急な中国訪問を望みます。安倍総理の突
然の辞任により、日中関係が小泉政権時のような政冷経熱といった関係
に落ち込むのを予防していただければ、と思います。
辞任が速報で流れたとき、新華社をはじめ、各中国媒体の反応はいつ
もより早かったと思います。辞任の会見は14時からでしたが、上海の「
新聞晨報」の記者は16時頃に取材の申し入れがありました。そして、20
時に20分ほどの電話取材を受けました。それから、香港の有線テレビ局
からの電話出演も有りました。
私の撮影した、辞任を報じる各大手新聞夕刊の一面の写真
http://duan.exblog.jp/6136801/も、多くのサイトに掲載されました。
この報道の早さから、中国では安倍総理の訪中はとても待たれていたの
で、がっかりした中国人が多かったのからではないかと思われます。
今年は日中国交正常化三十五周年、来年は日中平和友好条約三〇周年
と北京オリンピックです。新総理には、山のような仕事があるでしょう
が、この機を逃がさず、訪中の約定を前の総理から引き継いで実行して
ほしいと考えています。訪中を中国人は待っています。
段躍中@2007.9.26午後4時43分
(福田当選に関する中国語の論評http://duan.jp/link/20070925.htm
を終わったところ)http://duan.jp/link/20070925fukuta.htm