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日本僑報電子週刊 第693号 2007年11月14日(水)発行
http://duan.jp 編集発行:段躍中(duan@duan.jp)
■段躍中日報 http://duan.exblog.jp/■
◆「ミニ僑報」http://mini.mag2.com/pc/m/M0068337.html◆
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読者の皆様、晩上好。
朝日新聞(11月13日付)「新華僑がお隣さん」という記事が掲載され
ました。その記事の中では、解け合う隣人同士の姿を追うと述べながら、
小見出しは「団地に続々、周囲と摩擦も」であり、タイトルは「お隣さ
ん」です。この企画は評価すべきですが、小生から申し上げる話題はす
こし違う味のものです。
「お隣さん」とは親しみを込めたいい方で、一見、日本社会に新華僑
が受け入れられているように見えますが、敢えて敬して遠ざける感がし
ます。在日中国人がいるのが当たり前の環境ならば、特に明言はしない
でしょう。
時を同じくして、小生に一枚のはがきが届きました。いつも愛読し
ている朝日新聞オピニオン編集グループ『私の視点』係からの不採用
通知でした。
不採用にはがっかりしませんでしたが、小生への宛名を見てがっかり
しました。日本「僑」報社ではなく、日本「橋」報社となっていました。
手書きの宛名でしたので、キーボードの変換ミスではなく、「橋」にな
ったのは、やはり「僑」は一種の異質なものに感じられたのでしょうか。
「僑」の字を用いるのは、新華僑だけではありません。百年の歴史を
持つ老華僑も、いうまでもなく老華「僑」です。
創業して11年しかないですが、「僑」を「橋」に間違って読まれた
り、領収書に書かれたり、いろいろな思い出を持っています。いつも丁
寧に訂正して、書き直してもらい、時には「一笑了之」にしていますが、
今回の受け取ったはがきに書かれた「橋」を見て、本当にがっかりしま
した。
新聞に携わる人は、他の職種の人より高い教養と多様なニュースに触
れる機会が多いはずです。小さな弊社より「日本橋」の方が有名なのは
いうまでもありません。もしかしたら、そのはがきの宛名を書いたのは、
若いアルバイトさんだろうか。
ちなみに、「僑」は中国人だけのものではありません。「日僑」もそ
のひとつで、ほかは「韓僑」、「越僑」・・・など沢山あります。
新華僑の皆さんは、一層頑張らなければと思いました。日本人の皆さ
んももっと隣人さんを受け入れて、共生できる社会作りに頑張って頂き
たいです。
※※※
閑話休題。
読者からのメッセージを紹介いたします。メールをいただき、小生こ
そとても嬉しかったです。
> 件名:加油!
> 本文:私は吉永好と申します、初めて貴雑誌を見つけ、とても嬉しか
ったです。
> 素晴しい記事など期待しております、
> 是非私の忙しい生活にすこし活気を入れ、毎日わくわくと貴雑誌を読
むようにしてください。
今週は、吉永好様の期待にお応えできるよう、メールマガジン日本僑
報電子週刊のバックナンバーを整理http://duan.jp/m/2007.htmしました。
情報が見やすく、また検索しやすくなったと思います。是非、ご高覧下
さい。
また、漢語角のホームページもリニューアルしました。アドレスも変
更し、下記の通りとなりました。
日本語版http://duan.jp/hyj/top.htm
中国語版http://duan.jp/hyj/topcn.htm
漢語角が誕生して三ヶ月、多くのマスコミで取り上げてくださいま
した。朝日新聞・人民日報・中国新聞社…11月11日からはインターネ
ットラジオhttp://blog.excite.co.jp/sweetmission/i5で、昨日は香
港のサイトにもhttp://duan.exblog.jp/6558235/掲載されました。厚
く御礼申し上げると同時に、ニーズがある活動として、今後も継続し
ていきたいと思います。
漢語角・マスコミ報道http://duan.jp/link/20070805press.htm
段躍中@2007.11.14深夜10時34分
(※香港鳳凰テレビのニュース番組を聞きながら・・・)