日本華人教授会議創立二周年記念国際シンポジウムは、5月28日リーガ・ロイヤルホテル東京で開催された。
今回のテーマは、 「東アジア共同体の成立に向けて 日・中・韓がいかに協力できるか」。日中韓三カ国の学者や教授会議の会員による講演・討論が行われた。
プログラムは以下の通り。
主旨の説明 朱建栄・日本華人教授会議代表
開会のスピーチ 王 毅・中華人民共和国駐日大使
第一セッション 基調報告と討論
基調報告
孔魯明・元韓国外相
谷口誠 岩手県立大学学長(元国連大使 OECD次長)
パネリスト
凌星光・日中関係研究所所長(福井県立大学名誉教授)
杜 進・拓殖大学教授
昼食報告会
呉智深(茨城大学教授) 「中国のハイテク研究の最新動向」
金堅敏(富士通総研主任研究員) 「中国市場への外資進出の最新動向」
莫邦富(作家) 「中国社会の最新動向--「反日デモ」を踏まえて」
第二セッション エネルギー問題:東シナ海を平和・協力の海にできるか
パネリスト
趙利国 王彦 中国海洋石油総公司代表
十市勉 (財)日本エネルギー経済研究所常務理事
李志東 長岡技術科学大学経営情報系助教授
金堅敏(富士通総研主任研究員)
第三セッション 総合討論「日中韓協力の行方」
討論参加者 第一と第二セッションのパネリスト
閉会式
総括:兪彭年・県立長崎シーボルト大学教授
日本華人教授会議の会報である「
東アジア論壇」創刊号も本日配布された。
詳細は次回取り上げる予定。
上の写真はシンポジウム会場・王毅大使が講演するときの様子。by段躍中(無断転載禁止)
下の写真は取材する各テレビ局の取材風景。by段躍中(無断転載禁止)