日本詩歌句協会が発行した『中国詩歌集成』が、5月24日に刊行された。
この本は、日本人の詩情がとらえた中国への熱い想いをアンソロジーに集大成と言われている。【内容紹介】は以下の通り。
日本に最も近い外国・中国は、日本人の感性に響いてくる地であり自然の雄大な景観や壮大な歴史のドラマは、詩・短歌・俳句によって鮮烈に刻印されるにふさわしい風土である。国家の違い、体制や思想の違いはあるものの、ここ数年の急激な経済を中心とする改革開放路線は、日本と中国の距離をさらに縮めつつある。現時点で、詩歌において日本人が描く中国の世界を集大成してみるのも意義のあることだと思い、本書の企画となった。