26日に発行される日本僑報電子週刊●『孟姜女口承伝説集』刊行特集●は、編集終わりました。前書きは以下の通りです。どうぞご覧下さい。
編者より
万里の長城をその涙で崩したという孟姜女伝説の全貌とルーツを探る
『
孟姜女口承伝説集』が、いよいよ刊行となりました。「梁祝三部作」を執筆した渡辺明次先生の意欲作である本書は、日本で初めて「孟姜女伝説」を体系的に紹介する書であり、日中で初めて全貌を明らかにした実在する「孟姜女伝説」研究への得難い書であります。
「孟姜女伝説」は、桃太郎のように中国で知らない人がいない伝説です。しかし、伝説の存在する11省27地点16,000公里を実地踏査した人はいません。有名であるが故に、地元でしか知られていない、また地元でも知られていないケースが多かったとのこと。「没有(何もないよ)」の返事にめげることなく、一地点一地点飽くことなくフィールド調査を重ね、文献の精読を続けたために、11省27地点に伝わる「孟姜女伝説」が明らかにされ、日中で初めての研究成果が得られました。
(「第五部分 孟姜女伝説のある地点 実地踏査の記録」を読むと、16,000公里の距離がいかに苦労とともに踏破されたか、よくわかります。)
536頁にも及ぶ大冊です。
相田翔子さんご推薦の本書、是非ご一読下さい。
また、渡辺明次先生と行く「梁祝伝説の真実を追う浙江・江蘇の旅―中国版 ロミオとジュリエット梁祝伝説の謎を追う」も好評募集中です。詳しくは、
特集号をご覧下さい。
向67歳的渡辺明次先生致敬!
段躍中@2008.3.25午後5時36分 (※この本は27日に納品されます。)