
元NHK北京支局長竹田 純一氏の著書『人民解放軍―党と国家戦略を支える230万人の実力』は、ビジネス社より刊行されました。おめでとうございます。
内容紹介 中国は地域大国なのか世界大国なのか答えがハッキリしません。しかし正負両面のさまざまな局面で存在感を強めています。230万人の中国人民解放軍は、過去・現在・未来と中国をリードする共産党と国家の内外戦略を支える存在です。本書では、人民解放軍をトータルにつかむため、指導体制と組織・地勢戦略・軍人の実像、また陸軍・海軍・空軍・第二砲兵・宇宙戦力、更には対外戦略と絡んだ武器輸出など幅広く取り上げました。
著者略歴、1950年生まれ。73年東京外国語大学中国語学科卒業後、NHK入局。78年外信部記者、朝鮮半島担当として北朝鮮・韓国を頻繁に取材。83年北京支局特派員、初めてビデオ・カメラを持ち込み、改革・開放に転じた中国の都市や農村を精力的に報告。「人民解放軍196師」などNHK特集を多数制作。86年国際部記者(防衛庁担当兼務)、西側TVとして初めてウラジオストックなどを取材。88年ニューヨーク特派員、国連担当。作家H.ソールズベリーとNHKスペシャル「天安門に立つ」で「天安門事件」を現地取材。90年北京支局長、李鵬首相・王震副主席らに単独インタビュー。92年国際放送局チーフ・プロデューサー、中国・朝鮮半島向け放送責任者、TV国際放送「NHKワールド」立ち上げに参画。2004年から考査室で報道統括などを歴任。
※日本人の中国特派員について、『
春華秋實―日中記者交換40周年の回想』が詳しいです。