『日中外交交流回想録』が、納品されました。92歳、日本僑報社・最高齢の著者による執筆です。
初代の中国公使であり、官・民両方の立場で中国との外交・友好に携わってきた林祐一氏著書を、是非、御一読下さい。
詳細
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(プレスリリース)
「互恵」から「互敬」へ
92歳、初代の中国公使が今語る日中関係
10月17日、日中専門の出版社・日本僑報社は、『日中外交交流回想録―関懐過去 探望将来』を刊行した。
本書は初代の中国公使であり、92歳の今日まで、官・民両方の立場で中国との外交・友好に携わってきた林佑一の著作である。1972年に、田中首相訪中によって、日中国交正常化が実現したのにともない、急遽、メキシコ公使から北京に派遣され、初代の中国公使として困難に直面しながら、日中国交を回復した史実や周恩来総理との対面、その後の背景が、今46年の時を経て蘇る。
また著者は、胡錦涛主席と福田首相が、08年5月7日、東京で署名した〈「戦略的互恵関係」の包括的推進に関する日中共同声明〉を高く評価した上で、国と国は「互恵」でもよいが、国民同士の民と民は互いに敬う「互敬」でつき合っていこう、その方が品格ある関係構築につながっていく、と未来に向けた論を読者に贈る。
「林元大使九十年の人生をまとめた本書は、官と民の日中交流の歴史を知る上で大変重要な一冊であり、読者各位、特に若い方々に推薦します。」と衆議院議員・(社)日中協会会長、
野田毅氏、推薦。
日中平和友好条約締結30周年記念として出版。日中外交史の新たな一冊。