≪ミニ僑報≫日中交流・在日中国人情報081119
第75号
登録先http://mini.mag2.com/pc/m/M0068337.html
各位、早上好。
今週号は、2つの賞を受賞した気持ちをまとめました、どうぞご覧下さい。
このたび、日中交流に貢献したとして、2つの賞を相次いでいただいた。一つは日中学院が日中に貢献された倉石武四郎先生の名前を冠して行っている「倉石賞」、もう一つは中国「文化交流貢献奨」受賞者、小島康譽先生が私財を投じて創設した「小島康譽賞」である。しかも、倉石賞は中国人初の授賞となった。
よくその原動力は何かと聞かれる。今回の授賞にあたって自答し、それこそは、「発信欲」ではないかと思い当たった。「発信力」と「発信欲」。発信欲を持って発信力を身につける。欲がなければ力がつくことはない。コンクール、漢語角、日中翻訳学院など次から次へのアイディアが出てくるのは、発信欲があるからである。その根底には、お世話になった日本人と中国人への感謝がある。
しかし、この発信、なかなか良い。手前味噌だが、誰でもほんの少し時間を割き、考えていることや思っていることをまとめることで、それが力になる。情報があふれるインターネット時代だからこそ、今後更に、発信欲がもっと必要になってくるのではないだろうか。発信力が大きくなることもそれほど難しくない。ほんの少し、一人一人が「発信欲」を自覚し、声をあげだしたなら、日中関係も変化が訪れるのではないだろうか。「発信欲」で日中交流に新しい風を。
次の配信は、11月26日となります。お楽しみに。
段躍中(日本僑報社編集長・日中交流研究所所長)
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