
6月12日に届けられた書籍によると、在日中国人作家の
莫邦富氏の新著である『日中はなぜわかり合えないのか』は、平凡社から刊行された。
【内容紹介】かつてないほどに深刻化している日中間の感情対立。何がこうした事態を生んだのか。現状を憂える中国人ジャーナリストが、両国関係の根本まで踏み込み、対立の真相を明らかにする。
【著者紹介】1953年上海市生まれ。作家、ジャーナリスト。上海外国語大学日本語学科卒業。同大学講師を経て、85年に来日。知日派ジャーナリストとして、政治経済から文化にいたるまで幅広い分野で発言を続け、「新華僑」「蛇頭(スネークヘッド)」といった新語を日本に定着させた。著書『蛇頭』『中国全省を読む地図』(ともに新潮文庫)、編訳書『ノーと言える中国』(張蔵蔵ほか著、新潮文庫)がベストセラーとなる。ほかに『新華僑』(中公文庫)、『日本企業がなぜ中国に敗れるのか』(新潮OH!文庫)、『これは私が愛した日本なのか』(岩波書店)などの話題作がある。