≪ミニ僑報≫日中交流・在日中国人情報090401
第94号
登録先http://mini.mag2.com/pc/m/M0068337.html
■編者・前書き
御陰様を持ちまして、第四回「日本人の中国語作文コンクール」http://duan.jp/cn/表彰式を、無事に挙行することができました。厚く御礼申し上げます。表彰式のプレスリリースを配信し、ご報告とさせていただきたいと存じます。
第五回中国語コンクールの募集要項http://duan.jp/cn/2009.htmも本日発表いたしました。ご応募いただけましたら幸いです。
4月5日の漢語角は、第一回日中友好桜を見る会を開催します、午後1時からスタートですので、時間のある方ぜひお越し下さい。ビンゴ大会もやりますよ。
■コンクール表彰式
3月26日、日本僑報社・日中交流研究所は第四回「日本人の中国語作文コンクール」表彰式を、東京華僑会館7階ホールにて挙行した。
表彰式では、許澤友・中国駐日本大使館総領事が崔天凱大使の代理として、最優秀賞を受賞した景山英雄くん(学生の部)と板倉佳奈美さん(社会人の部)に「中国大使賞」が授与された。式典には、文遲・日友好協会副会中日友好協会、符易亨・東京華僑総会会長、菊田まきこ・衆議院議員、田尻和宏・外務省地域調整官(四川大地震日本医療チーム団長)、村上立躬・日中友好会館理事長、王明琳・小尾羊ジャパン株式会社社長(特別協賛)等日中友好にたずさわる来賓が臨席する中、受賞者と家族、メディア関係者など80人以上が出席した。
また、崔天凱・中国駐日本大使館大使、日中友好協会会長の加藤紘一・衆議院議員、日中友好議員連盟会長の高村正彦・衆議院議員、井頓泉・中日友好協会副会長、西田まこと・参議院議員からの祝電紹介を行った。
「中国大使賞」を受賞した景山英雄くん(学生の部)は神戸中華同文学校5年生。受賞者を代表して、景山くんは中国語でどうどうと挨拶した。学校でどのように中国語を学んでいるかに触れ、胡錦涛中国国家主席が図書室に本を贈呈してくれたことに感謝した。「胡錦涛おじいさん(爺爺:中国語で親しみを込めた呼びかた)に御礼をいいたいです。去年5月、胡主席は訪日されましたが、神戸にはいらっしゃることができませんでした。ですが、主席は私達の学校に多くの本をプレゼントしてくれました。『西遊記』『水滸伝』『三国史演義』などのまっさらの本です。次回の訪日では、できれば神戸にも足をのばしてほしいです」と述べた小さな民間大使の姿に、会場から拍手がわき起こった。
社会人の部の「中国大使賞」板倉佳奈美さんは、2004年から夫と二人の息子と北京で暮らした経験を書いた「私を励ます人たち」が受賞作。野菜市場で出会った貧しくとも強靱で楽観的な中国人と友情を育み、中国の現実を記した作文は、審査員から高い評価を得た。
最初は「謝謝」「再見」など簡単な中国語しか知らなかったという板倉さんは、会場が驚くほど流ちょうに笑顔で挨拶した。「中国での4年間、多くの中国の友達と交流し、日本メディアでは報道されていない『素』の中国に接することができたのは、一生の財産となりました。今後は、日本人に私の経験から、本当の中国を伝えたいと思います」
受賞者からは「中国語をもっと学びたい」「日中友好に貢献したい」「作文を通して発信したい」という声が、日中交流研究所所長の段躍中に寄せられた。
次の配信は、4月8日となります。お楽しみに。
段躍中(日本僑報社編集長・日中交流研究所所長)
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