22日に確認した情報に寄りますと、在日中国人学者の劉 徳強氏は、京都大学上海センター長に就任されました。おめでとうございます。以下は4月20日に発行された「京大上海センターニュースレター」第262号に掲載された劉センター長の「就任の辞」より抜粋。
上海センター長就任の辞
京都大学経済学研究科教授
劉 徳強
この度、山本裕美前センター長の後を受け、上海センター長に就任した劉徳強と申します。昨年四月に京都大学経済学研究科に赴任してきましたが、京都や京都大学は私にとって新しい環境ですので、今後、皆様方のご指導とご協力をいただきながら、一生懸命頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ここで、恐縮ながらまず簡単な自己紹介をさせていただきます。私は1963年に中国山東省で生まれ、1982年に日本に留学し、東京都立大学経済学部と一橋大学大学院経済学研究科で勉強したのち、1991年に東京都立大学経済学部助手を経て、翌1992年に東京学芸大学教育学部に専任講師として赴任し、その後助(准)教授を経て2007年に教授となりました。研究対象は中国経済ですが、これまでの中国経済の変動に伴い、中国の農業問題、国有企業の改革、郷鎮企業の発展、労働力移動、所得格差、外資政策の変化、産業構造転換などについて研究してきました。現在はアメリカ発金融危機の中国経済への影響について勉強しているところです。
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