【転載】18年目の日本語作文コンクール 入賞者のスピーチ大会を一般公開
日本語を学ぶ中国の学生による「中国人の日本語作文コンクール」(主催・日本僑報社、後援・在中国日本大使館など、メディアパートナー・朝日新聞)の入賞者らによる日本語スピーチ大会が12月12日、オンラインで開かれる。今年で18回目を迎えたコンクールには、中国各地から3362点の力作が集まった。コロナ禍で日本に行く夢をあきらめた若者も少なくないが、好奇心や夢を捨てず、未来を見つめる姿が印象的だ。そんな彼らの言葉や思いを多くの人に知ってもらいたいと、スピーチの様子をオンラインで公開する。
スピーチするのは最優秀賞(日本大使賞)と1等賞を受賞した6人の学生たち。最優秀賞の李月さん(西北大学)は受賞作で、大好きな「コンビニのおにぎり」を題材に、日本の友人との交流、日中関係のあり方まで思いを膨らませた。
自動翻訳ソフトの普及が進むなか、日本語を学んだ先に自分が果たすべき役割を考える学生の姿など、応募作は時代の変化も映し出している。6人を指導した教師たちも、生徒たちとのやりとりや現場の様子を紹介する。
2005年に始まったコンクールは、日本語を学ぶ中国の若者たちの力試しの場となってきた。今年は205校の大学、専門学校、高校などから応募があった。
従来、この時期に北京の日本大使館で開いてきた表彰式とスピーチ大会は、コロナ禍の影響で2年連続でオンライン開催となった。学生たちの思いやがんばりをより多くの人に知ってもらいたいとの思いから、今年は初めて一般にも公開する。
表彰式とスピーチ大会は12月12日日本時間午後3時からZoomで。視聴希望者は当日の日本時間午前10時までに①名前②勤務先・学校など③メールアドレスを明記し、メールで日本僑報社(1212@duan.jpメールする)に申し込めばリンクが返送される。
日中の若者が「次の50年」テーマに討論、26日にオンラインイベント
2022年11月23日 20時14分読売新聞
日中関係の書籍を出版する「日本僑報社」(東京都豊島区)などは26日、9月に国交正常化から50年を迎えた両国の「次の50年」をテーマに若者らが討論するオンラインイベント「日中ユースフォーラム」を行う。
討論するのは、両国で実施している互いの国での体験などをテーマとした作文コンクールで受賞経験がある日中の20~30歳代の若者ら。午後3時半から約2時間半の討論はオンラインで視聴することができ、質疑応答にも参加できる。視聴は無料。26日午前10時までに名前、所属、メールアドレスを記載し、同社サイト(info@duan.jp)に申し込む。問い合わせは同社(03・5956・2808)まで。
日中の若者が「次の50年」テーマに討論、26日にオンラインイベント
2022年11月23日 20時14分読売新聞
日中関係の書籍を出版する「日本僑報社」(東京都豊島区)などは26日、9月に国交正常化から50年を迎えた両国の「次の50年」をテーマに若者らが討論するオンラインイベント「日中ユースフォーラム」を行う。
討論するのは、両国で実施している互いの国での体験などをテーマとした作文コンクールで受賞経験がある日中の20~30歳代の若者ら。午後3時半から約2時間半の討論はオンラインで視聴することができ、質疑応答にも参加できる。視聴は無料。26日午前10時までに名前、所属、メールアドレスを記載し、同社サイト(info@duan.jp)に申し込む。問い合わせは同社(03・5956・2808)まで。
ご参加お申し込み方法
①お名前 ②所属 ③メールアドレス を記載したメールを、
info@duan.jp 宛てにご送信下さい。折り返し、ZOOMのURLを送信いたします。
【内容紹介】 近年、中国の目覚ましい経済発展により、日本を訪れる中国人も著しく増加してきた。中国のSNSでも日本に関する発信が増えている。笹川日中友好基金は、中国の人々の日本理解の増進に寄与するため、中国語のメディアアカウント「一覧扶桑」を通して、日本を深く理解している日本在住の「知日派」中国人作家などが執筆する、質の高い日本関連情報の発信を続けている。本書は日中国交正常化50周年を記念して「一覧扶桑」から厳選した文章をまとめて中国で出版したエッセイ集の日本語訳版である。 本書を通して、日本人も知らなかった日本の文化、社会、習慣などに改めて気づかされ、自国への認識を深めることは、新たな驚きと発見に満ちた読書体験となるだろう。 中国と日本の文化、国際交流に関心をもつ方はもちろん、多くの方にぜひ読んでいただきたい、自己理解、日中相互理解のヒントを与えてくれる一冊である。
【総編集者】
胡一平(こいっぺい)公益財団法人笹川平和財団笹川日中友好基金特任研究員、笹川日中友好基金「中国SNSアプリによる情報発信」プロジェクト総責任者。
喩 杉(ゆさん)一杉広告代表、南翔書苑創始者、笹川日中友好基金「中国SNSアプリによる情報発信」プロジェクト総責任者。
【編集者】
庫 索(こさく)
日本在住作家、笹川日中友好基金『一覧扶桑』(メディアアカウント)編集長
【執筆者一覧】
姜建強(きょう けんきょう)日本在住研究者
万景路(まん けいろ)日本在住作家
張 石(ちょう せき)ジャーナリスト
庫 索(こ さく)日本在住作家
蘇枕書(そ ちんしょ)日本在住作家
張意意(ちょう いい)日中翻訳家
唐辛子(とう がらし)日本在住作家
毛丹青(もう たんせい)日本在住作家、神戸国際大学教授
許知遠(きょ ちえん)作家
劉 檸(りゅう ねい)作家、芸術評論家
張 豊(ちょう ほう)コラムニスト
吉井忍(よしい しのぶ)中国語で執筆活動を行う北京在住ライター
伊藤日実子(いとう ひみこ)広告代理店勤務