本書は国民読書について、社会過程と効能、社会心理、社会構造、社会的相互作用、社会産業や組織などの多角的な視点から考察し、古代から現代に至るまでの世界の読書の状況を紹介し、中国を柱に添えながら、世界の読書状況を科学的に分析し、「読書」を社会学的に論じた画期的な研究書である。また、読書推進のための研究の集大成とも言える一冊でもある。
人はなぜ本を読むのか?どのように本を読んできたのか?読書のメリットとは?どのように本を読ませるか?あの本はどうして売れるのだろう?読書に関するあらゆる疑問の答がここにある。
本書は、社会学や読書に関わる研究をしている人、図書館の司書さん、学生さん、そして子育てをしている親御さんなど、読書にかかわるあらゆる人にお薦めしたい。本書を読むと、読書の力、読書の大切さがよくわかる。ようし、読むぞ!という気持ちが高まること受け合いである。
大森和夫・弘子先生ご夫妻は、33年以上にわたって、中国で日本語を勉強する大学生を対象に、日本を理解するため、各版の「日本語教材【日本】」を作成・寄贈し、また、『中国の大学生・日本語作文コンクール』を開催(計16回)するなど、長年にわたって「中国の日本語教育推進活動」を続けてきました。心から敬意を表します。今回のコンクールを通して、多くの日本語教師の手記を寄せて頂き、素晴らしい書籍を刊行できるように全力を尽くします。ぜひご応募とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。詳細 http://duan.jp/oomorihai/
2月2日付の朝刊です。ありがとうございます。募集要項の詳細はhttp://duan.jp/cn/をご高覧ください。